ISDNにおける網終端装置(NCTE)の一つで、加入者線が直接接続されるもの。
ISDN回線の終端装置であり、加入者線交換機から加入者側のLI点を受け取り、加入者の宅内にS/T点のインターフェイスを提供する。
他のインターフェイスの場合、光ファイバーではONUなどと呼ばれることが多いが、ISDNの場合は銅線でも光ファイバーでもDSUと呼ばれている。この場合も、入力は光ファイバーだが、宅内への出力は銅線によるS/T点であることは共通である。
DSUは、2線式のLI点で時分割伝送(ピンポン伝送)される信号を受け取り、4線式S/T点のインターフェイスに変換、またはその逆を行なう機能を持つ。
物理的なISDN回線一本に付き1つ必要になる。
SL-144K C DSU-1
NT1からの加入者側がS点、これがNT2に繋がる場合はNT2の加入者側がT点となる。NT2は構内交換設備のPBXが該当するが、一般家庭では使用しないこと、S点とT点は共通のインターフェイスであることから、二つ合わせてS/T点と呼ばれている。
加入者は、S/T点に使用したいディジタル機器を接続することによりサービスが利用可能となる。但し、アナログモデムや一般の電話機などはアナログであり、それらはディジタルであるS/T点には直接接続することが出来ないいので、TAを中継にDSUに接続する。
S/T点一つにつき、8つまでTAなどのディジタル機器をすることができる。
但し、同時に使用できるのは2個まで(INSネット64の場合)。
S/T点はバスであり、8つまでの機器は単に並列に(バス型接続で)接続するだけでよい。そして、バスの端には、受送信のプラスマイナス間にそれぞれ終端抵抗が必要になる。具体的にはRJ-45の3(TA)と6(TB)、4(RA)と5(RB)の間にそれぞれ100Ωの抵抗器を入れることになる。
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