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ディスクを使用可能にすること。及びそのためのコマンドの名。マウント。使うためにはroot権限が必要である。
ハードディスクドライブ、CD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブなど、コンピューターが利用するディスクドライブに保存されたファイルに、オペレーティングシステム(OS)がアクセスできるようにソフトウェア的に行なわれる接続処理のこと。
Microsoft WindowsやMac OSでは自動で行なわれるためユーザーが特に意識する必要はないが、UNIXや初期のPC-8001のフロッピーディスクなどではこのコマンドが必要である。
またUNIXでもオートマウンタという機能が用意されているものが多く、設定しておくことで必要に応じて自動的にマウント/アンマウントが行なわれる(amd、autofs(Linux)等)。
ちなみにUNIXでmountの逆の機能となるコマンドはumountである。
UNIXのファイルシステムは原則として、アクセス可能なファイルは全て一つの大きなツリー構造の中に存在する。
これは、/をルートディレクトリ(root=根)とする階層構造で、ここに木が生え枝が分かれるような印象で、多くのファイル群は、階層構造という形でここに接続される。
この「ファイル」は、ディスク上に物理的に存在するものに限らず、デバイスであったり、仮想的な存在であったりするものもあるが、そういったものも分け隔て無くツリー構造の中に導入され、そしてあたかもファイルであるかのように振る舞うのが、UNIXらしさである。
媒体によっては脱着も自在で、この階層構造に繋げる時にこの「mount」コマンドを使用し、階層構造から外す時には「umount」コマンドを使用する。
例えばCD-ROMドライブを一時的にマウントする場合、デバイスファイル名が「/dev/acd0c」で、マウント先が/mnt/cdromとすると、次のようになる。
# mount -rt cd9660 /dev/acd0c /mnt/cdrom
実際には、マウントポイントは/cdromや/cd、ルートディレクトリを避ける場合は/media/cdromなどを使う人も多い。
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