Mozilla (2)

読み:モジラ
外語:Mozilla 英語
品詞:商品名

Webブラウザーの一つ。「Mozilla」の第二義。

目次

Mozillaは元々は、Netscape Navigatorの社内コードネームである。

1998(平成10)年3月、Netscape Communicationsは、このNetscape Communicator 5.0のソースコードを公開したことで、その後はオープンソースのフリーソフトウェアとなる道が与えられた。

しかし「Netscape」はNetscape Communicationsの商標であるので、名前を別途考えなければならない。このとき、元々Netscapeシリーズは社内でMozillaと呼ばれていたため、このソースから派生したWebブラウザーはMozillaと呼ばれるようになった。そしてソースコードを管理する団体の名前もmozilla.orgとなった。

しかし余りにもバグが酷かったためCommunicatorのソースの改良は早々に断念され、1998(平成10)年10月に破棄されたこのソースにはMozilla Classicと命名された。

元々、UNIXで動くソフトウェアで、コアダンプするものの代名詞ともなっていたNetscapeであったが、その理由も公開されたソースコードを見て、多くの人に納得されたようである。

次、Mozillaの第三義となるものは、Communicator 5.0とは無関係に開発されたGeckoを採用したWebブラウザーとなる。

用語の所属
Webブラウザー
Mozilla
関連する企業団体
Netscape Communications
mozilla.org
Mozilla Foundation
関連する用語
Gecko
Mozilla (1)
Mozilla (3)

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