Microsoft Windows 8.1

読み:マイクロソフト・ウィンドウズ・エイトポイントワン
読み:マイクロソフト・ウィンドウズ・はってんいち
外語:Microsoft Windows 8.1 英語
品詞:商品名

Windows 8の後継。コードネームは「Windows Blue」。

目次

由来

発表前、情報流出した「Windows Blue」(Build 9375)のスクリーンショットにより、「Windows 8.1」が予定されていることが判明した。その後、正式にWindows 8.1であることが発表された。

2013(平成25)年10月17日20:00(@499)から無償アップデートが公開され、パッケージ製品は2013(平成25)年10月18日に全世界で一斉に発売された。Windows 8ユーザーは無償でWindows 8.1にアップデート可能で、事実上のサービスパック相当といえる。

Windows 8は「Windows NT バージョン6.2」であるが、Windows 8.1は「Windows NT バージョン6.3」である。

バージョン

  • 2013(平成25)年10月18日: Windows 8.1 (6.3.9600)
  • 2014(平成26)年4月9日: Windows 8.1 Update (6.3.9600)

沿革

  • 2013(平成25)年6月26日: パブリックプレビュー
  • 2013(平成25)年10月17日20:00(@499): 提供開始
  • 2014(平成26)年4月9日: Windows UpdateでWindows 8.1 Update(KB2919355)提供開始
  • 2014(平成26)年6月11日: Windows 8.1 Updateなし環境での最後のセキュリティ更新(企業ユーザーは8月13日まで)

インストール要件

Windows 8.1のインストール要件は、Windows 8と同じである。

  • 1GHz以上のCPU
  • 1Giバイト以上のメモリー
  • 16Giバイト以上のハードディスク空き容量
  • 1,366×768ピクセル以上の解像度

CPUについては、PAENXビット(XDビット)、SSE2に未対応のCPUには対応していない。つまり、Windows 8/8.1ではNXビット(XDビット)が必須である。

Windows 8.1 Update

Windows 8は失敗作であるためか、従来ならサービスパックで更新するところ、Windows 8.1 Updateでは正規の更新扱いとなっている。

Windows 8.1 Updateでも実用にはならないが、次のような点が改善されている。

  • ユーザーインターフェイスを改善し、マウスキーボードでの操作性を向上
  • Internet Explorer 11(IE11)に、IE8の互換モード「エンタープライズモード」を追加
  • フォント「游ゴシック」「游明朝」を新たに追加

機能

Startボタン

Windows 8ではStartボタンがなくなり、これが不評だった。

実際には、根本的に全てが不評なのだが、不評の最大原因がStartボタンと言うことにされた模様である。

Startボタンを無くすことにはそれなりのポリシーがあったはずだが、Windows 8.1では左下の方に復活した。しかしこれを押しても従来のようなメニューが出るわけではなく、気色の悪いWindows 8のスタート スクリーンに戻るだけである。

ユーザーが求めているものとは程遠いため「邪魔」とされ、「StartIsGone」という要らないStartボタンを消すツールもフリーソフトウェアとして登場している。

デスクトップUIで起動

邪魔なスタート画面を見ずに済むよう、直接デスクトップUIで起動できる機能が追加された。

これにより、Windows 7までと似たような感覚で利用できるようになる。

しかし、Startボタンを押したりWindowsキーを押しても、標準では従来のようなメニューは出ず、気色の悪いWindows 8のスタート スクリーンに戻ってしまう。

シャットダウン方法

シャットダウンの方法は、Windows 8から変更はない。

Windowsキー+[I]で「設定」チャームを呼び出し、「電源」を選択する。

あまりにも面倒なので、シャットダウンするためのフリーソフトウェアなども作られ公開されている。

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