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動画および音声の圧縮規格MPEGの一つ。1994(平成6)年にISO/IEC 13818の初版が標準化された。
動画、音声、その両者を同期多重化して再生させるためのシステム仕様など、様々なものが規定されている。
ISO/IECで規格化されたものだけでも、11172-1から11まである。
ISO/IECで規格化されたものは次のとおり。これを著している時点での最新版のみを記す。
Information technology -- Coding of moving pictures and associated audio for digital storage media at up to about 1,5 Mbit/s
MPEG-2システム(ISO/IEC 13818-1)で、MPEG-2を多重化して伝送可能にするための手法が規定されている。
用途に応じて、MPEG-2のデータ形式は、次の四種類がある。
これらは、映像や音声のデータをどのようにまとめるかを規定するもので、画質とは無関係である。
PC用のMPEG-2は殆どがMPEG-2 PS、対してデジタル放送ではMPEG-2 TSが採用されている。
MPEG-2 Audioはオーディオの圧縮符号化に関する仕様で、サラウンド機能などの拡張が行なわれた。
当初のISO/IEC 13818-3仕様はあまり使われておらず、主にISO/IEC 13818-7で規定されているAAC(MPEG-2 AAC)が広く使われている。
MPEG-2 Video(ISO/IEC 13818-2)は動画圧縮の符号化などを規定する仕様である。
基本的な技術はMPEG-1と同様だが、放送・通信などに用途幅を広げた。そのためITU-RやITU-Tなどの国際標準機関と共同して標準化作業が行なわれ、1994(平成6)年にISO/IEC 13818となった。
なお、HDTVに関する仕様がMPEG-3として計画されていたが、これもMPEG-2に包括・吸収されたため、規格上にはMPEG-3は存在しない。ゆえにMPEG-2の次はMPEG-4となっている。
MPEG-2の画質は概してMPEG-1より良い。最低線ではMPEG-1相当から、HDTVの領域までカバーする。
その領域は解像度などを規定する4つのレベルと符号化機能を規定する5つのプロファイルによって分類され、それぞれ上位は下位を包括する。
但し、この4×5 の組み合わせの全てが規定されている訳では無い。インタレースは有りと無し(プログレッシヴ・スキャン)の両方がある。
これらの組み合わせは、MPEG-2 MP@ML(Main Profile at Main Level)のように表記する。ディジタルCSやDVDに現在用いられているのはこの規格である。
最大伝送レートはそれぞれのレベルで決まり、ローで4Mbps、メインでは15Mbps、ハイ1440で60Mbps、ハイで80Mbpsとなる。上限はあるが下限が規定されていないことに注意。画質レベルはレートで異なる。
それぞれ上位規格は下位を包括する。
シンプル(Simple) | 双方向予測を持たない |
メイン(Main) | 双方向予測を持つ |
SNRスケーラブル(SNR Scalable) | SNRスケーラブルを持つ |
空間スケーラブル(Spatially Scalable) | 空間スケーラブルを持つ |
ハイ(High) | 4:2:2の色差信号までを扱う |
それぞれ上位規格は下位を包括する。
ロー(Low) | MPEG-1と同等のSIF |
メイン(Main) | 現行テレビ相当で、720×480×30fps(NTSC)と720×576×25fps(PAL/SECAM) |
ハイ1440(High-1440) | HDTVの20MHz帯域相当 |
ハイ(High) | HDTVの30MHz帯域相当 |
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