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かつて富士通が発売した8ビットパソコン。無駄な機能を省き、それまでの機種FM-8に対する下位機種として登場したが、改良された後継機でもある。そのため価格半分、機能は倍、と言われた。
デュアルCPUマシンであり、メインメモリー管理用のメインCPUと、サブシステムおよびVRAM管理用のサブCPUがあった。双方共にMBL68B09の2MHzが使われている。メインCPUからVRAMその他のI/O空間は見られず、一度サブCPU側との共有エリアにデータ置いてサブ側のプログラムと協調しながらやり取りせねばならないという難物ではあったが、64Kiバイトが限界だった6809でVRAM 48Kiバイトを含めたサブシステムを同時に使うためには、これしか方法が無かったともいえる。
しかしこうした努力のお蔭で、当時のPC-8001やMZシリーズと比較して格段にグラフィック能力が優れることとなった。そのためか、真っ先にエロゲーが出る機種となった(PSKの野球拳など)。
FM-8と比較し、RS-232C、アナログポート、バブルメモリー対応機能などが削除され、代わりにモノクログラフィック表示が3画面持てる、PSG音源搭載、CPUクロックがほぼ倍、という改良が施された。改良後継機といっても差し支えない出来栄えだったが、RS-232Cが無いことは致命的な欠点であった。拡張スロットに搭載できるRS-232Cボードもあったが、スロット数が2個しかなかったため、漢字ROM、FM音源など、拡張スロットを要する何かしらの機能を諦めざるをえなかったのである。そこで後に漢字ROM+RS-232Cのカードである日本語通信カードが登場した。
さらなる廉価機種にFM-NEW7、後継機にFM77シリーズがある。互換性は低いがビジネス向けに機能拡張をしたFM-11なども登場した。
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