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太陽風が恒星間風(恒星間ガス、星間物質)と衝突し、急速に減速される地点のこと。ヘリオスフィアの終端部。
末端衝撃波面より内側には星間物質が届かない。
実質的に、宇宙空間の中にある太陽系を守るように機能している。太陽風それ自体は生物にとって危険なものだが、更に危険な恒星間風を防ぐ働きがある。
かくして、太陽風の勢力が及ぶ範囲つまり星間物質の力に抗える範囲をヘリオスフィアと呼ぶ。
ヘリオスフィアの大きさ、つまり太陽から末端衝撃波面までの距離も一定ではなく、太陽から吹き出す太陽風の力、つまり太陽活動の強弱に依存する。
太陽活動は概ね11年ごとに強弱があるため、これに伴ってヘリオスフィアの大きさは、おおむね100au〜150au程度の範囲で変化するとされている。
ボイジャー2号は、複数の末端衝撃波面を通過した。
このことから、末端衝撃波面は太陽系をボールにように包む皮のような安定した存在ではなく、境界線は静止せずに内に入ったり外に向かったりと振動していることが明らかとなっている。
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