星間物質の一種で、恒星間に存在するガスのこと。
恒星と恒星の間の宇宙は完全な真空ではなく、恒星の爆発等によって発生した希薄なガスが存在する。これが星間ガスである。
星間ガスの濃度は均一ではなく、場所により濃淡がある。星間ガスが重力により集まり濃度が高まってくると、これは星間分子雲とも呼ばれるようになる。
成分は諸説あるが、近年の説では質量の約70%が水素であり、残りの殆どがヘリウムで、残りの1%未満が他の元素や分子とされている。
可視光線でも観測可能なものがあるが、その殆どは可視光線では観測不可能である。
赤外線や電波などによって観測され、恒星とは別の存在であることが明らかとなった。
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