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対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを用いた屈折望遠鏡。
イタリアの物理学者ガリレオ・ガリレイが、1610(慶長15)年から観測に使ったことで有名。
発明はそれ以前のオランダと考えられているが、詳しい時期は定かではない。
同じ屈折望遠鏡のケプラー式望遠鏡とは違い、正立像(逆さになっていない像)が見える。一方で、ケプラー式と比べ視野が狭くなる傾向がある。天文学者は正立像よりも視野に重きを置いたため、天文用には次第に用いられなくなった。
現在では望遠鏡として作られることは少ないが、プリズムなどを使わずに簡単に正立像が得られることから、オペラグラスの多くはガリレオ式望遠鏡を2つ並べた形になっている。
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