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凸レンズ二枚を組み合わせた屈折望遠鏡。ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーによって、1611(慶長16)年に発明された。
原理は、対物レンズの実像を接眼レンズで拡大して見る。倍率は、対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割った値となる。
高倍率が得やすく、また視界が広いというメリットがあるため、現在も小型の屈折望遠鏡では主流である。但し、高倍率にするにはレンズの焦点距離を伸ばす必要があり、そのために鏡筒の長さが長くなる。また、接眼レンズの焦点距離を短くする方法もあるが、これも光学的に限界がある。従って、実現できる倍率には限度がある。
難点はガラスレンズの色収差を消すことが不可能という点と、像が逆さまになって(倒立して)見えることである。
尤も、天体観測では倒立像であっても特に困ることはないため、発明された当時は特に問題とはならなかった。地上用の望遠鏡として用いるには、現在では途中に特殊なプリズムかミラーを入れて正立像とすることが多い。
対物レンズの焦点にマイクロメーターを取り付け、位置観測を行なう事も可能である。
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