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メチルキサンチンの一種。覚醒剤の一種であるが、世界各国において合法である。
コーヒー、チョコレート、ココア、ガラナや、茶(紅茶、緑茶、烏龍茶等)に含有するアルカロイドで、苦みのある成分。
結晶水を含む一水和物と、無水物である無水カフェインとがある。
単にカフェインと呼んだ時にどちらを指すかは文脈依存である。
主に、次のような作用が報告されている。
脳を興奮させる覚醒剤としての効果があるが、常用性は無く、また法律でも全く規制されていない。
また体内にある脂肪細胞の脂肪を分解する働きでダイエット効果、血糖値を下げる効果などが報告されている。逆に、摂取しすぎると血中コレステロール値が上がったり、骨粗鬆症の可能性が高まることも知られている。
消化液の分泌を促す効果があるため、食後に飲めば胃もたれを防ぐ働きが期待できる。しかし空腹時に大量に飲用すると胃酸過多になり、胃炎の原因となる。ミルクを混ぜて飲むと、胃にミルクの膜が張るため胃壁の刺激をやわらげる事が可能である。
カフェインは一時的な頭痛の改善に役立つ一方、連用し「カフェイン中毒」(カフェイン依存症)になると、逆に頭痛を招くことが知られる。
このような頭痛は、カフェイン禁断性頭痛と呼ばれている。
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