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第21号科学衛星。JAXAが宇宙科学研究所(ISAS))だった頃から開発していた国産赤外線天文衛星。別名、IRIS(Infrared Imaging Surveyor)。
日本初の赤外線天文衛星であり、打ち上げ成功後「あかり」と命名された。
「あかり」の名は、遠い暗黒中に認められる光、という所から付けられたとされ、また「未来を照らすあかり」となる事も期待された。
事前の検討では名称案「あかつき」、「ひとみ」、「みらい」、「せいら」(星羅)、「ゆりかご」、「いにしえ」などがあった。
他には赤外線だからと「こたつ」などがあったが、命名委員会において、「報道で『赤外線天文衛星こたつを乗せたΜ-Ⅴロケットは』などと言うと、本当にあのこたつを載せてあるように聞こえる」などの発言が飛び出し大爆笑となり、結果不採用となった。
日本初の本格的な赤外線天文衛星で、米英蘭が打ち上げ1980年代に活躍した世界初の赤外線天文衛星IRASと同様の全天サーベイ観測を、より広波長域で、かつより高い検出能力で実行しようとする計画である。
100万個以上の天体のデータベースを作成する計画が立てられた。
要求寿命1年、目標寿命3年を超えての運用により、観測データに基づいて約130万天体に及ぶ赤外線天体カタログの作成に成功した。
撮影され蓄積されたデータは今後も解析が続けられ、更に多くの情報が得られる見込みである。
当初は、2004(平成16)年初頭にJAXA宇宙科学研究本部(ISAS)のΜ-Ⅴロケット6号機(Μ-Ⅴ-6)で打ち上げ予定だったが延期された。
衛星は2005(平成17)年12月24日に相模原キャンパスでの総合試験を完了し、完成となった。その後衛星は鹿児島県肝属郡肝付町(旧・内之浦町)のJAXA内之浦宇宙空間観測所に運ばれ、27日よりフライトオペレーションを開始、29日にクリーンルームで電源が投入された。
2006(平成18)年1月11日に衛星の報道公開、13日より冷凍機を使って冷却しての本格的なフライトオペレーションが始まった。
2006(平成18)年2月21日に打ち上げ予定だったが悪天候のため翌日に延期された。
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