鉄道やバスなどで、乗務員が1人で運転すること。
鉄道では、運転士1人だけで運転される場合と、車掌1人だけで運転される場合がある。運転士1人だけの運転は主に地下鉄や地方閑散路線で行なわれ、運転士が車掌業務や出改札業務もこなす場合がある。また、車掌1人だけの運転は新交通システムなどで採用されているが、運転はコンピューターによる自動制御任せである。
バスのワンマン運転では、運転手1人だけが乗務する。
ワンマン運転を行なう列車は前面にワンマンの表示をすることが義務付けられている。しかし、すべての列車がワンマン運転がされるような路線などではその表示が省略されていることが多い(大江戸線など)。そのような路線では代わりに駅の案内やポスターで「副都心線はワンマン運転を行なっています」(東京地下鉄の場合)のように告知をすることにしている。
かつては、鉄道のワンマン運転では最大2両編成までが許されるとされていた。近年では停車駅がすべて有人駅の場合や、ホームドア等が設置されている場合は、もっと長い編成も認められている。
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