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Z | 数字 | 記号 |
鉄道などの駅に対し、英字と数字からなる記番号を駅番号として作り、駅名標などに記載する制度のこと。日本語を解さない外人でも利用できる。
駅番号制とも呼ばれるが、JR四国・JR北海道、東京メトロなどは駅ナンバリンクの呼称を用いている。
日本のおける駅ナンバリングを地域ごとに例を示す(順不同だが、概ね北から南、東から西の順になるようにしつつ、JRなど主要な路線を優先するような順位で配列する)。
JR北海道は、2007(平成19)年10月1日から駅ナンバリングを導入した。但し、他社と違う独特の制度となっている。
全ての基準は札幌駅で、ここを「01」とする。分岐路線は英字1字を冠し、番号はそのまま連番で継続させる。分岐から更に分岐するものも同様である。また英字は必ずしも路線名ごととは限らず、一定の区間をまとめている。
また全駅で導入されているわけではない。一部、導入されていない区間がある。以下はJR北海道のプレスリリースに書かれている順序に従い記載。→は記号体系の異なる接続を表わす。
2015(平成27)年4月1日から導入された。
いつの間にか駅ナンバリングが導入されていた。複数の系統があるが、大きく二つにまとめて附番され、両者共通の停留所はDYと二文字になっている。
旧JR北海道の江差線(五稜郭駅 ‐木古内駅)が2016(平成28)年3月26日に第三セクターに転換された鉄道事業者で、転換開業時から駅ナンバリングを採用した。
五稜郭駅はJR北海道の函館本線としてH74の番号が附されているため、この駅のみ新たな番号を振らない方針とした。
2015(平成27)年2月から順次対応が開始された。
2016(平成28)年10月1日頃から導入予定。
旧国鉄路線だが、全て運転系統名ごとに附番しており、線路名ごとではない。
JR東日本グループの鉄道事業者。こちらもJR東日本と同様に2016(平成28)年10月1日から導入予定。
東京地下鉄(東京メトロ)と東京都交通局(都営地下鉄)は異なる鉄道事業者だが、両社の地下鉄網は一体化しており、利用者は区別なく利用できる。
駅番号も、両社で重複が無いようにして導入された。
路線を共有している区間(南北線と三田線、有楽町線と副都心線)含め、路線ごとに附番するため一つの駅に複数の駅番号が存在する。複数の路線で駅番号を合わせるため、起点/終点の方向を無視して附番している箇所がある。
大江戸線はO(オー)にすると0(ゼロ)と誤認しやすいということで、江戸のEを採用するなどの苦労が垣間見られる。
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)は都内を走るため、既にあった地下鉄の記号と重複しないよう遠慮してUが採用された。
日暮里・舎人ライナーは記号を持たず、2桁の数字のみで表わされる。
京成グループと、相互乗り入れしている芝山鉄道は、2010(平成22)年7月17日の成田スカイアクセス開業の日から駅番号を導入した。
既に関東では多くの鉄道が導入しており英字1字は飽和状態となっていたため、英字2字とした。なお、路線ごとではなく鉄道事業者ごととなっているため、路線の多い京成は、路線ごとに番号範囲を定めて使用するスタイルとなっている。
また、新京成電鉄も2014(平成26)年2月より駅番号を導入した。
西武鉄道は、2013(平成25)年3月16日に西武池袋線の東京メトロ副都心線経由での各社線への直通運転が開始されることに合わせ、同年3月中に導入された。
Sから始まる英字2字+数字2桁である。系統ごとに路線をまとめて番号を振っている。なお、貨物線であり事実上廃線状態の安比奈線には番号が振られていない。
日本で初めて駅番号が導入された路線である。神奈川県横浜市を中心としており、東京の鉄道とは接続していない。
法的には1号線、3号線、4号線と別れているが、うち1号線・3号線のブルーラインは一体化して運用されており、また利用者が路線を意識する必要もない。このため駅番号も連続している。
当初は数字だけだったが、グリーンライン開業に伴い、従来の路線がブルーラインと改名したことに合わせてBを冠するようになった。
横浜新都市交通の金沢シーサイドラインでも、2010(平成22)年から駅番号が導入された。英字はなく、数字だけである。
2017(平成29)年12月13日に導入を発表。2018(平成30)年3月以降、順次反映。なお、この時点でまだ開業していない袋井駅と磐田駅の間の新駅はCA-30が予約されている。
いつの間にか導入されていた。
長野電鉄も駅番号を採用しはじめたが、正式な開始日は定かでない。
かつて屋代線があった頃、須坂駅は、長野線としても屋代線としても偶然に13になるため、N13とY13を合わせて、NY13としていた。屋代線廃止後は、単にN13となった。
遠州鉄道は記号を持たず、2桁の数字のみで表わされる。
豊橋鉄道は複数の路線を運営しているが記号を持たず、1桁ないし2桁の数字のみで表わされる。従って鉄道会社内で番号が重複する。
名古屋市交通局、名古屋ガイドウェイバス、名古屋臨海高速鉄道は、名古屋圏の鉄道区間について、重複しないように記号を設定して導入した。
名古屋ガイドウェイバスについては、高架軌道区間と一般道区間に別れているが、高架軌道区間のみ番号がある。
リニモ開業時から採用された。Lは名古屋の既存路線で使われていないことから重複していない。
愛知環状鉄道は記号を持たず、2桁の数字のみで表わされる。
2016(平成28)年3月より順次導入開始。乗り換え駅でも番号重複がないように附番されている。
JR西日本は、路線記号を導入しているが、駅に番号は振っていない。各エリアごとに英字1文字で、エリアが異なれば重複もある。
北陸本線・東海道本線・山陽本線を「A」、大阪環状線を「O」として、ここから原則分岐順に英字を振っている。
(おおさか東線は将来的に新大阪・北梅田まで延伸予定のため、東海道本線・山陽本線からの分岐線扱いとして扱われている)
JRシティネットワーク広島エリア内の駅で路線記号が掲示されているが、エリア外でも決められたラインカラーは使用されている。いずれ路線記号も掲示される可能性もゼロではない。
叡山電鉄では全線でEのみを使っている。由来は叡山電車のEから。
分岐点は宝ヶ池駅だが、番号はE06のみである。
いつの間にか導入されていた。宮津駅が14となるようにして番号が振られている。
近畿日本鉄道(近鉄)は23の路線と、1索道線、2鋼索線を持つ。駅ナンバリングは当初、けいはんな線のみで導入されていたが、その後ほぼ全路線へと導入されていった。
主要路線をA〜Fとし、支線に対してG〜Pまでとした上で、二桁で番号を振っている。数字を揃えるため、途中大規模な欠番が生じているものが多数ある。
けいはんな線は大阪市営地下鉄の中央線と連続しているため、記号および番号は中央線と連続したものを用いている。
大阪市交通局が運営する大阪市営地下鉄およびニュートラムと、地下鉄と直通運転をしている北大阪急行電鉄、当時の大阪港トランスポートシステムが同時に導入した。
異なる事業者で記号が重複する区間がある(南北線と御堂筋線がM)が、これは両者を一つの路線と見なし、連続するように駅番号を振ったためである。
原則として11からの連番で振られており、乗り入れ等をする路線はここから減算するようにして番号が付けられている。
阪急と能勢電鉄は2013(平成25)年4月30日から、阪神は翌年2014(平成26)年4月30日から導入した。
2012(平成24)年2月23日に、南海、その子会社の阪堺、および南海と相互直通運転を実施している大阪府都市開発(現在の泉北高速鉄道)が駅ナンバリングを導入した。
支線は枝番を付けるのが特徴的である。
いつの間にか導入されていた。
神戸新交通は、PおよびPLとRを使う。このため、先に導入した神戸市交通局・北神急行電鉄とは重複していない。
ポートアイランド線(環状部)の分岐点は市民広場駅(P06)で、環状部(PL)の番号はここから連続するように附番されている。
2014(平成26)年4月1日から導入された。
2014(平成26)年4月1日から導入された。
Mは宮島線が使うため皆実線は別名の比治山線からHを採った。また皆実線がHを使うため、白島線はWhiteからWを採った。
本線は宮島線と連続するのでMとし、連続する番号を振っている。
JR四国、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道で一斉に導入された。
JR四国では県庁所在地の駅を00とし、ここからの連番で振るようになっている。他の第三セクター二社も、JR線からの連番になっている。
路線ごと、県庁所在地を00とすること、という条件から同じ路線でも一つの駅に二つの番号が存在する駅が多数ある。また県庁所在地の駅が切り替えとなるために、同じ路線名でも路線記号が変わってくる。
路線記号はJRは1文字、他の鉄道は2文字である。
中村線と宿毛線は実質的に一体となっていることから、路線記号および番号は共通のものが使われており番号も連続している。
高松琴平電気鉄道では、2013(平成25)年12月15日に導入された。
2015(平成27)年6月より導入が開始された。市内電車は戸籍上の路線名を無視して環状線と支線とで分けられている。
福岡市地下鉄では、2011(平成23)年に導入された。
筑豊電気鉄道では、2013(平成25)年に導入された。
長崎電気軌道でも導入されている。11から始め、全停留所で重複しないように2桁で番号が振られる。路線や系統ごとの分類などはされていない。
なお、蛍茶屋線の新中川町と蛍茶屋の間の「42」と、大浦線の大浦海岸通りと大浦天主堂下の間の「49」は欠番。理由は不明だが、不吉(42=死に、49=死苦)なためと思われる。また「46」は駅廃止に伴い欠番となった。
また、赤迫方向のみ停車する本線の昭和町通り駅には番号が振られていない。
2011(平成23)年3月1日に、系統名の変更に合わせて駅ナンバリングを導入した。A系統は数字のみ、B系統はBを冠するのが特徴。
鹿児島市電でも、いつの間にか導入されていた。系統番号1桁と、連番2桁で降られるのが特徴となる。両系統が重複する区間は二つの番号が振られている。
沖縄の鉄道はこれ一本なので、番号のみで記号を使用していない。
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