御池通

読み:おいけ・どおり
外語:Oike Dōri 英語
品詞:固有名詞

京都市内で東西に伸びる道路の一つ。平安京の三条坊門小路に相当する。

東は鴨川沿いを走る川端通と接続する川端御池交差点、西は天神川通だが、途中にあるJR山陰本線の二条駅によって道路は分断されている。

目次

起点・終点

  • 起点(東): 京都府京都市左京区孫橋町(川端御池交差点) (川端通)
  • 終点(西): 京都府右京区太秦安井松本町 (天神川通(国道162号))
  • 延長: 合計約5.2km

設計諸元

  • 構造規格: (未確認)
  • 設計速度: (未確認)
  • 道路幅員: (未確認)
  • 車線数: 最大8車線

規制等

  • 制限速度: (未確認)
  • 最低速度: 設定なし
  • 標識規制: (未確認)

法定路線名

  • 京都府道37号二条停車場東山三条線 (川端通〜堀川御池)
    • 京都市道御池通(1) (川端通〜木屋町通)
    • 京都市道御池通(2) (木屋町通〜堀川御池)
  • 京都市道御池通(2) (堀川御池〜二条駅)
  • 京都府道112号二条停車場嵐山線 (二条駅〜千本押小路〜天神川御池)
    • 京都市道御池通(6) (千本押小路〜御前通)
    • 京都市道西ノ京緯100号線 (七本松御池〜御前通)
    • 京都市道御池通(3) (御前通〜佐井西通)
    • 京都市道御池通(5) (佐井西通〜西小道通)
    • 京都市道御池通(4) (西小道通〜天神川御池)

状況

京都市内における東西方向のメインストリートの一つで、幹線道路に加え、京都のシンボルロードとなっている。

京都市役所前では中央分離帯に噴水が設置されており、また夜間には照明で光るようになっている。

二条駅付近で分断している。二条駅前から150m北の千本押小路までは、市道としては御池通ではない。

地図によっては、右京区役所の北(太秦天神川駅付近)つまり天神川通(国道162号)〜三条通までの区間も御池通と表示されていることがあるが、市道としては御池通ではない。

道路の由来

この通りは、堀川通より東側が劇的に広くなっており、往復8車線も存在する。

これは大東亜戦争末期、空襲による火災の延焼を防ぐ目的で、建物密集地帯の建物を取り壊して道路とし防火帯とする「建物疎開」を実施したことに由来し、戦後にはその跡を都市計画で拡幅して現在の御池通とした。

名の由来

「御池」という名は、現在の二条城から三条通の辺りに神泉苑(しんせんえん)という広大な苑地があり、この中に通じた道だったことから、江戸時代中頃より「御池通」と呼ばれるようになったとされている。

接続する主な道路

  • 川端通 <川端御池> (京都市道川端通(2))
  • 木屋町通 <木屋町通> (京都市道木屋町通)
  • 河原町通 <河原町御池> (京都府道32号下鴨京都停車場線、京都市道河原町通)
  • 烏丸通 <烏丸御池> (国道367号、京都市道烏丸通(3))
  • 堀川通 <堀川御池> (京都府道38号京都広河原美山線、京都市道西堀川通(2))
  • 千本通 <二条駅前> (京都府道111号二条停車場円町線、京都市道千本通(1))
  • 西大路通 <西大路御池> (京都市道181号京都環状線)
  • 西小路通 <西小路御池> (京都市道西小路通(2))
  • 葛野大路通 (京都市道葛野大路(9)、京都市道山ノ内152号線)
  • 天神川通 (国道162号、京都市道宇多野吉祥院線)

併走する主な道路

  • 中立売通
  • 上長者町通
  • 下長者町通
  • 下立売通
  • 丸太町通
  • 押小路通

北↑<御池通>↓南

沿道施設、観光地等

  • 京都市役所 (京都市中京区上本能寺前町)
  • 本能寺 (京都市中京区下本能寺前町)
  • 中京区役所 (京都市中京区上巴町)
  • 二条駅 (京都市中京区西ノ京栂尾町)

道の駅

道の駅はない。

主な橋

主なトンネル

トンネルはない。

主な峠

はない。

並行する鉄道

経由する自治体

京都府
京都市
用語の所属
京都市
関連する用語
本能寺

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