iモードメール

読み:アイモードメール
外語:i mode mail 英語
品詞:商品名

NTTドコモの提供する、携帯電話端末とiモードサーバーとのネットワークサービスを利用した電子メールサービスの名。

FOMAの場合は、「FOMA iモードメール」という。

目次

絵文字

iモード対応機種同士では最大252種類の絵文字が利用可能。

最初に対応した176種を基本絵文字といい、iモード対応機全てで利用可能である。

iモードHTML 4.0対応機からはさらに76種が追加され、これを拡張絵文字という。

文字番号はシフトJISではf89f以降に配置されているが、これはいわゆる機種依存文字である。iモード携帯電話以外ではもちろん表示できないが、2006(平成18)年7月12日よりNTTドコモ/au/ツーカー/Vodafoneが歩み寄り、似た絵文字を変換して送信するサービスを開始することになった。

メールアドレス

サービス開始時、メールアドレスは携帯電話番号のタイプのみ対応だったが、メールを送ると電話番号が望まない相手に知られてしまうという欠点があった。

電話番号を連番あるいはランダムで作り、スパムを送る業者が頻出し大問題となったことから、1999(平成11)年7月12日04:00(11日@833)より、任意の名前の利用が開始された。

iモードでは、メールアドレスは標準(初期設定)の段階で一つ付けられている。当初はこれも電話番号だったが、後に英数文字混在のランダムな文字列に変更された。

加えて、スパムが大問題となり、受信まで有料なのはけしからんという論調が輿論に渦巻き始めたことから、その後PDC端末に限り毎月400パケット(120円相当)まで無料とするようになった。

サイズ

PDC端末では当初、メール1通の最大容量は送受信ともに500バイト(全角なら250文字)で、MIMEには対応していなかった。内部的には、符号はシフトJISを使用していると見られる。

後に、受信は、設定により最大8分割で最大4000バイト(全角なら2000文字)まで対応するようになった。

2001(平成13)年10月から次世代携帯電話のFOMAで提供される「FOMA iモードメール」は、全角5000文字まで対応し、MIMEをサポートすることで添付ファイルにも対応している。

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