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汎用シリアルバスインターフェイス規格USBのバージョン3.1のこと。
USB 3.0およびUSB 3.1用として盛り込まれた、USBケーブルを使って映像と音声を転送するための規格。
USB 3.1の帯域幅はHDMI 1.4(10.2Gbps)に近く、4K映像でも30pまでなら伝送可能となる。また、HDCPもサポートする。
次世代のインターフェイスをDisplayPortとHDMIで争っていたところをまさかのUSBが制するのかというと、そうではなく、USB AVの想定は物理層にUSBを使うもので、最終的にはDisplayPortかHDMIのどちらかに変換されるアダプターが製品として想定されている。
USB 3.1から、裏表どちらでも挿せる新コネクター「Type-C」が採用された。
Type-Cは、従来のmicroUSB(マイクロUSB)に近い小型のコネクターであり、ピン数が増えたUSB 3.xを小型のコネクターにて実現できる。
また、USBは誕生以来「表裏が分かりにくく挿しにくい」という問題を抱えており、iOSデバイスで裏表どちらでも挿せるLightningが採用されてからは、microUSBへの不満が更に高まっていた。
Type-Cは、従来のコネクターと同様にUSB 3.1の信号線とUSB 2.0の信号線を持つが、コネクターが新形状となるため、従来の機種に接続するためには変換アダプターを用いることになる。
コンシューマーデスクトップPC向けは、Broadwell向けとして登場したチップセット「Intel X99 Express」から対応した。
USB 3.1対応で、かつType-Cコネクターのケーブルとして最初に確認されたものは、2015(平成27)年3月頃に発売されたエレコムの「USB3-AC05BK」である。なお、この時点でUSB Type-C搭載機器はない。
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