SOCKS

SOCKS Protocol Version 5はRFC 1928で規定される。

トランスポート層でサーバーを経由させるため、アプリケーションプロトコルに依存しない。

欠点としては、サーバーのみならずクライアント側の対応が必要な点、速度低下の問題などがあげられる。また、セキュリティの対象はあくまでもトランスポート層以上であるため、マルチキャスト、あるいは動的にポート番号が変化するアプリケーションには向いていない。

SOCKSサーバーに対してコネクション要求を投げると、SOCKSサーバーはクライアントを認証し、その後コネクションを確立する。

従来のSOCKSはTCPにしか対応しなかったが、SOCKS5からはUDPにも対応した。