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日本最大級のアングラ系掲示板サイト。誕生から10年以上経っても「生まれたばかりの掲示板」と主張している。
数多くの掲示板を集めた掲示板群である。カテゴリーごとに分けられ、2ちゃんねるとほぼ同様のスレッドフロート式掲示板のほか、数多くの画像やファイルのアップローダーから構成される。
元々は2ちゃんねる閉鎖騒動において、2ちゃんねるの避難所の一つとして生まれた。誕生は2001(平成13)年8月30日とされる。そして2chanという名もその影響であるが、今では避難所ではない。
やがて独自の文化を築くようになり、また2ちゃんねる危機が去ると当時の2ちゃんねらーは去り、元2ちゃんねらーで残ったのは2ちゃんねるに失望した者のみとなった。そして、かつてのぁゃιぃわーるど、自動アンケート作成、1ch.tvなど様々なアングラサイトからの流入がありメンバーは大きく入れ替わった。現在では、反2ちゃんねるの代表的な掲示板サイトとなっている。
ふたば☆ちゃんねるは、アングラサイトである。既に一般化してしまった2ちゃんねるなどの比ではない。
ふたばの利用者(以下「住民」とする)は、変なこと、怪しいことを好む。あまりふたばから外には出たがらず、また外来から侵されることも嫌う。
ふたば独特の文化を乱したり空気を読まない者、特に2ちゃんねる文化(草い人などは特にアウト)は、そのまま「荒らし」と判断され排除される。さらに、2ちゃんねる以外にも2ちゃんねる文化圏に属するサイト、例えばニコニコ動画なども当然、好まれていない。
「ふたば」と言えばネットランナーというほど、当時は騒がれた問題である。
「二次元裏@ふたば」掲示板(ふたば二次裏)のパックリマンシールをそのままパクったトレカを作って付録にした著作権侵害事件などをはじめとし、ふたばの利用法を説明するなどし住民の平穏を脅かした。
ふたば住民は、ネタを持ち出されることを嫌う。かくして、ふたばは反ネットランナーとなった。
ふたば住民といっても色々いる。地球人や日本人をひとくくりに出来ないのと同様、これもひとくくりに説明することは不可能なことである。
変人であることは住民自身も理解しているが、そんな中に時折、あまりにも変すぎる真性のキチガイが紛れ込むこともある。そんなキチガイを弄って遊ぶのもまた住民である。
管理人が存在することは間違いないが、その正体は不明。
2ちゃんねるの西村博之こと「ひろゆき」と違い、公式の場に姿を現わしたことはない。
持ち出されることを嫌うとは言っても、自らpixivなどに持ち出す作家もいるので、いずれは外へと飛び出してゆく人気創作や文化は存在する。
とは言え一般化するのは遥か先の話。とにかくふたば住民は未来に生きている。
OS擬人化キャラ。広く愛されることになった。
美少女ゲーム「水月」の大和鈴蘭を二頭身化したデフォルメキャラ。
口癖のわはーから、その名が付けられた。
最近はあまり見ない上に、なぜかこの口癖が東方Projectのルーミアに感染し、検索性を損ねている。
ビックリマンシールのパクリで、人気版権など思い思いのキャラをビックリマンシール風に描いたもの。
ネットランナーなる雑誌がパクったため広く世に知られるように。
にこやかに微笑む白人の赤ん坊に、明らかに人道的でない辛辣な台詞を加えたコラである。シチュエーションは、漫☆画太郎著「地獄甲子園」の外道高校監督が「てめーらにはおしえてやんねー!!!!! くそしてねろ!!!!!」「まさに外道!!!」という1シーンで、絵を「赤さん」に変更したものであった。
この「赤さん」の正体は長く不明だったが、アメリカ在住の一般人、Allen S. Rout氏の息子、スティーブンちゃん(Stephen Rout)であることが明らかとなっている。
ふたば以外でも、カサマツ☆アップローダが404(ファイルなし)や直リン時にこの絵を表示していたため、2ちゃんねらーも頻繁に目にするコラだった。
ショタコンが集う虹裏は、この分野でも世界の最先端を突っ走っている。
虹裏で生まれたショタ画像スレを表わす定型句。
語源は、古賀亮一著「ニニンがシノブ伝」の音速丸の台詞からとされる。
虹裏で生まれた、おちんちんランドでの掛け声。
男の娘などとしてショタコンも盛況な昨今だが、時代の先を行くふたば住民が産み出した名言(迷言)である。
2011(平成23)年8月11日現在、活動が活発な板は次の通り。
板ごとに住人の層が異なることは、2ちゃんねるなど他の大規模板と同様である。
ふたばを代表する画像板。元々は「二次元画像掲示板」に対する隔離板だったので裏と呼ばれている。
既にある画像ファイルをアップロードして掲示するスタイルの板。
トップページに二次元裏と表記されるサーバーは、dec、may、junがあるが、他にもimgなどがある。それぞれの板ごとに活発さも異なっている。
また、いまも「二次元画像掲示板」はあり、他に「二次元ID」や、グロを扱う隔離板など関連板多数。
Javaで動作する「しぃちゃんPaintBBS」を使って絵を描き、それを掲示する掲示板である。昔はよく見られたが、最近は珍しくなった。
「お絵かき」「お絵sql」「落書き」「落書き裏」など板は多数あるが、そこはPaintBBSで描かれる作品なので好き嫌いが分かれている。
ネタ絵が多い。エロ絵も、おっぱい程度までは許容されるが、性器まで描くと、はしたないとされる。
ふたばに幾つかみられる専門板の一つで画像板。軍事や警察、海上保安庁、消防などの分野を扱うマニアックな板である。
IPアドレスが部分表示される「軍」と、表示されない「軍裏」がある。
ふたばに幾つかみられる専門板の一つで画像板。いわゆる虫のほか、魚や両生類、爬虫類などまで扱うマニアックな板である。
こういった分野の板は珍しいので、ここには虫の専門家もかなり住み着いているようである。
政治関係は荒れやすいので、用意されている専門板で画像板。
IPアドレスが部分表示される。
傾向は2ちゃんねるの関連板に似ており、特定アジア嫌いが多い。
南鮮関係は荒れやすいので、用意されている専門板で画像板。
IPアドレスが部分表示される。
2ちゃんねるのハングル板あたりと同じような雰囲気である。メンバーも特定アジア嫌いが多い。
ふたばに数ある掲示板の中で、最も意味不明な板である。
元々はSPEED GRAPHERというアニメのプロモーション用だったが、放送終了後も消えることなく残っている。現在では、テレビのキャプチャー画像などが貼られる板となっている。
久々にふたば☆ちゃんねるを揺るがした事件がこの現代アート事件だった。
騒動の舞台はpixivだが、話はここ、ふたばから始まった。
ふたばネタを外部に持ち出すのは、ふたば住民が嫌う。
ふたば内での出来事の記述は、事件を説明するにあたり最低限必要な事柄のみに抑えることとする。
変な集団の集うふたばには時折、真性のキチガイが現われる。
そんなキチガイの一人に、通称「こな死ねさん」がいた。この人は「らき☆すた」の泉こなたが大嫌いらしく、こなたの絵が貼られると現われては「こなた死ねこなた死ね…」とひたすらコピペ連投するリアルキチガイだった。
変人がいた場合、アクセスを規制するのでは無く、からかって遊ぶのがふたばの流儀。ということで、コラージュ作り大好きな彼らは、こなたを使った様々なコラージュを作り、どこまでを「こなた」として認識するのか、という遊びを始めた。かくして「こな死ねさん」は住民の実験動物と化した。
やがて「こな死ねさん」はいなくなるが、こなたコラは文化として根付き、いつしか傑作として、さまざまなコラを組み合わせたキメラこなた、通称「キメこな」が産み出された。「キメこな」は、住民に大変愛されるキャラとなっていった。しかし――
騒動は、本当に些細な口論が発端である。
アニメ評論家でカオス*ラウンジの黒瀬陽平が「魔法少女まどか☆マギカ」を批判した。まどマギファンの2ちゃんねらーの反感を買うが、それが2ちゃんねるコピペブログ「やらおん!」で取り上げられた。
黒瀬はTwitterでつぶやく。また、ふたば住民の中にも黒瀬のシンパ「@yuzu01」がいた。この@yuzu01こそが、その後の大騒動を巻き起こした、事件の発端とも言えるキチガイである。@yuzu01は、黒瀬や「やらおん!」の中の人はふたばの住民だとTwitterでつぶやいた。
住民の多くは2ちゃんコピペブログなど嫌いである。黒瀬はともかく、「やらおん!」の中の人が住民とはどういうことなのか、ふたばで物議を醸した。さらに@yuzu01は、梅ラボも住民だとした。
@yuzu01によって、誰かさんにとっては開いて欲しくなかったパンドラの箱が開いてしまったのである。
「梅ラボ」など住民は誰も知らない。しかし検索して出てきた画像は住民を唖然とさせた。住民の愛すべき「キメこな」の巨大パネルの前でピースをする梅ラボの姿を確認、しかもこれは趣味の作ではなく「梅ラボ作のアート」として、東浩紀のオフィスに納入する「商品」だと判明。
更に調べると、カオス*ラウンジは住民の作品も数多く盗用していた。当然、住民は使用中止を要求するが、対するカオス*ラウンジ、梅ラボと黒瀬は、使用中止の意図は微塵も無いどころか、今後も無断で使用すると表明した。
遂に、住民の堪忍袋の緒は切れた。こうして戦争は始まったのである。
危険な集団マジスタンス、彼らも遂に目覚める時が来た。
彼らの作品は、カオス*ラウンジが言うところの「現代アート」だと彼らは知り、以降、せっせと現代アート作りに精を出した。
そのうち、pixivとカオス*ラウンジは親密な関係があるのではないかとの疑いが出てきた。そこで一つ実験を試みることになった。
「梅ラボ」と「現代アートしている別人」を同時に通報して、どうなるかを見るという簡単なテストである。
案外予想通り。pixivはまんまと作戦に乗ってしまった。そして追い打ちを掛ける。
pixivは、遂に孔明の罠にかかってしまったのである。
コラが許されたpixivに、マジスタンスはじめふたば住民が続々と入植を始める。遂に見つけた新天地、ここならコラをやり放題、彼らは期待に応えんとばかりに、あらん限りの現代アートを投稿し始めた。ところが――
pixiv運営は、理由の説明もなく次々と絵の削除、アカウントBANを強行した。同じ絵を投稿しても消される人と消されない人も出始めた。pixiv運営の削除基準は全く不明。そこで、いろいろな画像を貼り、何が消され、何が消されないかというチキンレースが始まり、消されることを「運営される」などと呼ぶようになっていった。
pixiv内の騒動は外部にも知れることとなり、2ちゃんねる等でも話題となったほか、Twitterやネット系ニュースサイトでも続々と取り上げられた。
ことここに至る経緯が広く知られるようになると、pixivに嫌悪感を抱いたpixiv原住民がTINAMIやPiXAへと移住を開始、これまた大きな騒動となったのである。
また逆に、ふたばとは無関係の絵師も面白がって参戦する騒ぎもあった。
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