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元々は「ひろゆき」こと西村博之が開設した掲示板の名。その後、乗っ取られたため、複数の2ちゃんねるができた。なお「2ちゃんねる」および「2ch」は、西村博之の登録商標である。
2ちゃんねるは、1999(平成11)年5月30日に、西村博之こと「ひろゆき」により開設された。
開設当初はアングラ掲示板だった。やがてアングラではなくなったが、今も昔もレスの内容は大して変わらないため、おおっぴらに利用を公言するような掲示板でないことは確かである。
メンツは、昔はサヨクが多かった(そもそも開祖の西村博之自身、サヨク的思想家、より正確にはアナーキー)が、徐々に平均的な人々も増えてきた。変化と言えば、そのくらいである。
会話の質は今も昔も変わらないが、AAの技術だけは飛躍的に向上した。
しかしその2ちゃんねるは乗っ取られてしまったため、現在は大きく3つ、2ちゃんねるが存在している。
2ちゃんねるとして認知されているのは、次の3種類である。
そのほか、2ちゃんねる互換として公言している掲示板は次の通り。
かつて、2ちゃんねるは興隆を極めたものの、やがて2ちゃんねるの時代が終わりつつあり、Twitterへとシフトしていった。
2ちゃんねるは過去ログが無料では見られないためスレッドへのリンクは付けにくい。代わりに、アフィブログの一種ではあるが「まとめサイト」が活躍し、Twitterから2ちゃんねるまとめサイトにアクセスして楽しむ、といった状況を作り出した。当然、2ちゃんねる運営は面白くないので「まとめサイト」つぶしに躍起になり、2ちゃんねる全体に嫌儲化を進め、多くの板で転載禁止を打ち出した。もちろん転載禁止板であっても、落ちたスレッドはお金を払わないと見られないことに変わりはない。
そもそも、「投稿」の著作権は投稿者にあり、2ちゃんねるが独占する権利などあるはずはない。犯罪投稿の責任まで2ちゃんねるが負って掲載するというなら分からないこともないが、そんなことはない。しかし、投稿の際に2ちゃんねるが独占して利用するような要求が表示され、その条件を飲まないと投稿できない。
そういった問題の解決方法として、2ちゃんねるの全ての板をそのまま別に移して、投稿は著作権を放棄したパブリックドメインとして宣言する新しい2ちゃんねる「おーぷん2ちゃんねる」が登場した。
「おーぷん2ちゃんねる」への移住が始まってから、2ちゃんねる乗っ取り事件が発生、以降は元々の開設者であるひろゆきが新しい2ちゃんねる2ch.scを作り、2ちゃんねるの種類は3種類になった。
「うちらは特別には何もしないよ」「2chを便利にするサイトやツール作るなら勝手にやっていいよ」
→様々な専用ブラウザー、必死チェッカー、beストーカーのような便利サイトができ盛り上がる
「うちらも特別には何もしないよ」「ツールやサイト作るならうちに個人情報と金出せ」
→殆どの専ブラが死亡、便利サイトも閉鎖
「いろいろ実験するよ」「(バグで)一時的に不便になるかもしれないけど我慢してね」
→Webに専ブラの機能を逆輸入、便利機能から誰得機能まで自作していく
以降は、在りし日の2ch.net(乗っ取られる前の2ちゃんねる)と、派生掲示板で共通する事項を説明する。それぞれの掲示板での固有のことについては、それぞれの項目を参照のこと。
最初は恐い印象があるようで、敷居も高い。
何しろ実際にアクセスしてみて、実際にスレを読んでみても、皆言葉は悪いは意味不明な用語ばかり使うは、全く異次元の世界だからである。しかし慣れてくると、ここほどに良い情報源は他に無いことも分かり、安住してしまうことになる。そうなると無事に「2ちゃんねらー」の仲間入りとなる。
2ちゃんねるには数百の掲示板があるが、各掲示板それぞれに独特の雰囲気がある。
換言すれば、一つ2ちゃんねると言っても板やスレッドにより雰囲気は全く違うということである。
同じ2ちゃんねるでも、ある板でのルールが、別の板で通じるとは限らない。掲示板やスレッドに興味を持った時は、いきなり投稿せず暫く様子を見たりする方が、余計な摩擦を産まずに済むだろう。
ここにはマナーもモラルもないと言う者もいるが、最低限のマナーは守られているようである。
それなりの自治は存在し、ルールを守れない者には「厨うぜえ」、「空気嫁」、「放置」、「半年ROMってろ」などとレスされるからである。
これまでの例を見ると、2ちゃんねるで誹謗中傷を受けるのは、次のような例がある。
対応方法としては、古くは「ひろゆき」への訴訟などがよくなされたが、これは殆ど意味がなかった。ひろゆきは絶対に出廷せず、従って民事で100%勝訴できると言っても、ひろゆきは一銭も支払わないからである。最終的に、ひろゆきは日本からフランスへと国外逃亡をすることとなった。これでは何の解決にもならない。
これまでの経験から最も効果的と考えられるのは、「書き込み者を、被疑者不詳のまま名誉棄損で刑事告発」することである。
かつて、日本人に情報を配信できる力を持つのはマスコミだけだった。しかし好き放題書ける掲示板が日本に誕生したことで、闇の時代が終わることになった。
検閲され、特定の層に不都合な情報は隠蔽され、あるいは改竄され、捏造されて日本人に渡されていた情報は、この掲示板誕生以降はありのままの姿で世間に広まることになった。
その一方で、この伝播力を悪用し、やはり嘘を広めようとする者も現われるが、もって「うそはうそであるとか見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という情報リテラシーの大切さも同時に日本人に教えることになった。
やがてTwitterが登場すると、このような情報発信の場は2ちゃんねるだけではなくなり、このため2ちゃんねる利用者は頭打ちとなり徐々に減少に転ずることになるが、その果たした功績は間違いなく大きなものだった。
2ちゃんねるとは、1チャンネルと3チャンネルの間であり、その「隙間」を意味する。
これは何かというと、地上アナログテレビジョン放送の時代、関東地方ではNHK総合が1チャンネル、NHK教育が3チャンネルであり、2チャンネルは空いていた。ファミコンなどは、2チャンネルを使用して遊んでいた。
そこから「ひろゆき」は、そのような時代に誕生した自身の掲示板に対して、隙間を意味する「2ちゃんねる」と命名したのである。
2ちゃんねる初の逮捕者は、2000(平成12)年5月3日、佐賀バスジャック事件を犯した、ネオむぎ茶である。2ちゃんねるから発生した(?)、初めての殺人犯でもある。
その後も逮捕者は出るが、殺人予告や爆破予告など、本人に実行する気のない下らない煽りによるものが多い。
2ちゃんねるには
「ハッキング」から「今晩のおかず」までを手広くカバーする巨大掲示板群『2ちゃんねる』へようこそ!
と、書かれている。
「ハッキング」とは、正しくはクラックやクラッキングと呼ばれる行為のことで、悪いことである。
「今晩のおかず」とは、夕食で食べるおかずのメニューの事であり、他意はないとされる。
2ちゃんねるに関する商標権は、西村博之が保有している。
「2ch」と「2ちゃんねる」の出願が確認されており、いずれも一度は拒絶されているが、不服の申し立てがなされて、その後登録された。
2ch.netはJimやFOXらに不当に乗っ取られた(2ちゃんねる乗っ取り事件)が、彼らは西村博之の商標を不正に使用していることにもなっている。
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