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パーソナルコンピューターのオペレーティングシステム(OS)が Microsoft Windows、CPUがIntelという状態を表わす語である。また、この状態を皮肉る語としても用いられる。
このペアに独占されていることを嫌う人間は、AMDなどのプロセッサーでWindowsを使っている。
CPUを変える人は多くてもOSまで変える人は少ないため、IntelのマイクロプロセッサーでLinuxやBTRONなどに走る人は少ない。
但し一言でWintelと言っても、WindowsとIntelが全く同格で業界に君臨できている訳ではない。
Windowsには競合するOSは事実上存在しないため、Windowsは完全な独占的地位にいる。
一方、Intelの場合にはAMDやVIAといった競争相手がいる。しかもAMDの製品は時にIntelのものより高性能であり、そのため頻繁に売り上げにダメージを受けているという大きな違いがある。
Intelは、製品が売れ続けることは望んでいるが、別にWintelとしてWindowsと心中する気は無く、また人気が衰えつつあるWindowsと共に沈む義理もない。
このためリスクの分散を図るのは当然であり、1998(平成10)年の後半頃から、Netscape Communicationsと共にLinux配布企業の一つRed Hat Softwareの少数株主権を購入したり、IBM・SCO・SequentによるUNIXの標準化作業へ参加したりなど、UNIX方面への地位の拡充を図りはじめている。
執念深さでは業界随一のMicrosoftがIntelの動向を指を咥えて見ているわけは当然無い。
Windows NTをAlphaへポート(移植)したり(これは結果として失敗したが)、2011(平成23)年には次世代WindowsをARMプロセッサーにも対応させることを発表するなど、いつでも脱Intelがはかれるよう、準備には余念がない。
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