OS/2 Warp 4

読み:オウエストゥーウォープフォー
外語:OS/2 Warp 4 英語
品詞:商品名

Warpに続くOS/2の新バージョン。コードネームは "Marlin" (マーリン)であるが、前のバージョンのWarpの名が有名になったため継続して用いられている。

日本語版は1996(平成8)年12月12日IBM版とNEC版が同時発売されたが、日本語英語に比べて遥かに複雑なため、期待されていたVoice Typeの日本語版は標準では付属されず(できず)、1997(平成9)年6月18日に遅れて提供された。また、2000(平成12)年11月にはリフレッシュ版がリリースされている。

Warp3と比べて大きく変わった点としては、Windows 95に対して大きく遅れを取っていたプラグアンドプレイマルチメディア分野の機能強化、米Sun Microsystemsプログラミング言語であるJavaに初めてオペレーティングシステムレベルで対応したこと、Voice Typeという音声によるコマンド入力ができることなどがある。マルチメディア性能を高めたためか、Warp3に比べて安定性が落ちている(それでもWindows 9x系は言うまでもなく、Windows NTよりは安定度が高いとされている)。

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