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CD-ROMの論理フォーマットの仕様。ファイルシステムなどに関する仕様が規定されている。
この標準化前にもCDをROMとして使うケースはあったが、昔は標準のフォーマットが無かった。
そこで1985(昭和60)年にApple ComputerやMicrosoftなどが米国ネバダ州のハイシエラホテルに集まり、CD-ROMの標準化に向けた初の会議が開催された。ここに集まったメンバーはホテル名からHigh Sierra Groupと称され、1986(昭和61)年に提案されたフォーマットはHigh Sierra Format(HSF)と名付けられた。
このHSFをベースとして1988(昭和63)年に国際標準化されたものが、ISO 9660-1988である。
このISO標準に対応する国内標準は、JIS X 0606である。
しかし、最終的にはISO 9660-1988の改訂はDIS投票により廃止され、なくなった。今後はDVD(ISO 13490:1995)に移行する、というのが主たる理由であった。
このため、現在でも最新版はISO 9660であって、ISO/IEC 9660ではない。
ISO 9660では、当時あった多くのOSに対応可能なように、情報交換の水準というものが規定された。水準は1から3まであり、3がフルスペックとなる。
MS-DOSとMac OSは水準1まで、Windows 95以降とUNIXは水準3まで利用できる。だが、一般に用いられているのは互換性を考慮して水準1である。
基本的な仕様は次の通りだが、水準によっては制限される。
最も基本的な仕様。MS-DOSに配慮したものである。
水準2は水準1に対し、ファイル名の制限を緩和したものである。
水準3は水準2にファイル分割を追加したもので、ファイルは連続したブロックになくてもよい。
全ての仕様が使える水準で、一切の制限はない。
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