レーザービームの熱により、塗装膜の結晶状態とアモルファス(非結晶)状態を変化させて記録する方式。
光ディスクで用いられる技術で、薄膜にレーザービームを照射し結晶相とアモルファス相を変化させ、その両者の大きな屈折率差を反射率差に変換することで、信号の記録・再生を行なう。
その仕様上の技術的問題から、現在、光磁気ほどの耐久性は得られていない上、ドライブは安く出来るが、メディアのコストが高く付くという難点がある。
PD、CD-RW、DVD-RAM、DVD±RWなどが代表的な相変化ディスクである。
現象自体は古くから知られ、1990年代には続々と大容量媒体が市販されるようになった。
ところが、その現象が生み出す大きな屈折率や透過率変化の原因等は長らく解明されず、特にアモルファス相がどのようなものかの知見は全く得られていなかった。
これが判明したのは2004(平成16)年のことである。茨城県つくば市のKEKフォトン・ファクトリーと、兵庫県の播磨科学公園都市にあるSPring-8を用いてDVDの記録消去状態を詳細に解析することで、書き換えの原理が判明した。
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