標準出力

読み:ひょうじゅんしゅつりょく
外語:STDOUT: standard output 英語
品詞:名詞

コンソールアプリケーションの標準的な出力先。

目次

一般的に、デフォルトではコンソール画面である。

リダイレクトを使えばファイルデバイスなどに、またパイプを使えば他のプログラムの標準入力に、それぞれ出力を向けることができる。

シェル

UNIX系のオペレーティングシステム(OS)であれば、例外なく/dev/stdoutである。

MS-DOSでは、ディレクトリは無関係に、ファイル名をSTDOUTとすると標準出力デバイスとなる。このため、STDOUTという名のファイルやディレクトリは作成できない。

なお、Microsoft WindowsにはSTDOUTという特殊なファイルは存在しない。Windowsのコマンド プロンプトで、例えば標準エラー出力を標準出力にリダイレクトしたい場合は、次のようにリダイレクト記号で指定する。

echo hoge 1>&2

C/C++

open/close関数で用いるファイルディスクリプターでは、標準出力はデフォルトで1である。UNIXであれば、unistd.hでSTDOUT_FILENOがマクロ定義されている。

fopen/fclose関数で用いるファイルハンドルは、stdio.hでstdoutがマクロ定義されている。

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club