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PC/AT互換機で、ディスクドライブなどの周辺機器に電源を供給するための4ピンのコネクター。別名「Molexコネクター」。
シリアルATAのものは専用のコネクターが定められたため需要が激減したが、それ以前のものは、このコネクターで電源供給をしていた。
古いCD/DVDドライブやHDD、今でもリムーバブルモジュールの電源供給用として使われている/いた。
また、ケースファンなどは、古くは12Vで稼働し、ペリフェラル電源コネクターを持って12VとGNDにつなぐ製品が多かった。昨今は回転数を測るため、マザーボードのファン用コネクターに繋ぐことが多い。
ASUS EZ_PLUGと称して、マザーボードにこのコネクターが搭載されたこともあった。
プラグ側がメスで、装置側がオスとなっている。
上下で形状が変えられており、誤挿入できないようにもなっている。
12Vと5Vがでているため、ここから7Vを取り出すことが可能と説明されることもある。
確かに理論上は、+ラインに12V、−ラインにGNDの代わりに5Vを繋げば、12−5=7なので、差し引き7Vが得られる。
しかし実際には、接続された系統にHDDや光学ドライブなどを接続していると電圧変動が発生し、揺らぎが出やすい。本気で7Vが欲しいなら、12Vを降圧ないし5Vを昇圧させるべきであろう。
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