クラウドコンピューティング

読み:クラウドコンピューティング
外語:cloud computing 英語
品詞:名詞

コンピューターによる処理やデータの保持が「インターネットのどこか」で行なわれるようなサービス。略して「クラウド」と言うことが多い。

目次

ユーザーは、何らかの手段(Webブラウザーが一般的だろうが、それに限らない)によりアクセスすることで、そのサービスを利用することができる。

Googleをはじめ、IBMMicrosoftなどが本格的に参入するとみられている。

由来等

この表現になったのは、昔からインターネットを雲のような形で表わしたためだと言われている。

実態は従来通りのクライアントサーバーモデル(C/S)で、斬新的な技術ではなく、従来通りのものを言い換えただけの言葉が、一人歩きしたものである。C/Sからクラウドへと言葉が変わっただけだが、実際にはその間に、eビジネスSaaS、SOA、ASPWeb 2.0、クラウドと、言葉だけが次々と踊ってきている。

この語を誰が発案したのかは定かでないが、いずれにせよ明確な定義がないことから、この語はバズワードである。

クラウドコンピューティングにおいて、収益は広告モデルになると考えられている。

Google

Googleは、Microsoft Windowsへの対抗として、クラウドコンピューティングを前提としたオペレーティングシステム(OS)としてGoogle Chrome OSを開発している。

OSは無料で、Webでの広告収入がビジネスモデルだとする。自身がWebサービスの企業なので、このような結論に至ったのであろう。

WebブラウザーはGoogle Chromeが搭載され、殆どの作業をオンラインで行なう、としている。

但し、このOSを使うと、殆どの作業がGoogleにスパイされることになる。

用語の所属
バズワード
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