Forth

読み:フォース
外語:Forth 英語
品詞:名詞

システム記述用プログラミング言語

目次

  • 枠組み ‐ 手続き型、スタック指向
  • 初出年 ‐ 不明
  • 設計者 ‐ チャールズ・H.ムーア (Charles H.Moore)
  • 開発者 ‐ チャールズ・H.ムーア (Charles H.Moore)
  • 最新版 ‐ ISO/IEC 15145:1997
  • 言語影響関係
  • 主要動作環境 ‐ 不明

由来

逆ポーランド記法を基にしたスタック操作を基本とした、シンプルでコンパクトな言語仕様が特徴で、非常に処理が高速。

1969(昭和44)年に米バージニア州の国立電波展望台で観測自動化を目的にチャールズ・ムーア(Charles H.Moore)が開発した。1973(昭和48)年にFORTH社が設立された。

用途

組み込みシステムや機器制御用として広く用いられる。

用途も天文台からミニコンまで、またOpen FirmwareとしてSPARCPower Macブートなどでも利用されている。

機能

すべてのコマンド(WORD)が辞書で管理され、新たなコマンドをユーザー定義して自由に機能を追加することが可能。基本的に整数演算のみしか対応しないが、固定小数点演算を使って精度を確保する機能を持つ。

逆ポーランド記法なので好みが分れる。

アメリカに比べ日本ではあまり普及しなかったが、片桐明によるForthの日本語版のMindという言語もある。これはForthの辞書構造を拡張することで全てのコマンドを日本語で記述可能にしたものである。他にFIFTHなども作られた。

関連するリンク
http://www.forth.org/
用語の所属
プログラミング言語
関連する言語
Mind
Open Firmware

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