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ラムダ計算をベースに考案されたプログラミング言語の一つ。高級言語としては世界で二番目に古い。
MITにいたジョン・マッカーシー(John McCarthy)が発明した。
それを最初に実装したのは教え子のスティーブ・ラッセル(Steve Russell)で、初のLispインタープリターは世界初の高級言語であるFORTRANで実装された。もって、Lispは世界で二番目の高級言語になった。
そして、後に関数型と呼ばれる言語に大きな影響を与えた。
Lispには様々な実装が作られたが、それぞれに「方言」が存在し互換性が乏しかった。
これらをまとめたスーパーセットとして「Common Lisp」が作られ、これがANSI X3.226-1994として標準化された。
GNUのリチャード・ストールマン(Richard M. Stallman)はLispの本家MIT AI Lab.出身であり、彼自身もLispプログラマーである。
このためか、GNU Common Lisp(GCL)という処理系が存在する。但しこの処理系の作者はストールマンではなく、当時京都大学に在籍していた湯浅太一講師と荻谷昌己講師の二人であり、この二人の作ったKyoto Common Lisp(KCL)という処理系がオリジナルである。
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