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CDで使用されている誤り訂正符号。二段階のリードソロモン符号が用いられている。
音楽のデータの場合、各データの前後には相関性がある。そのためデータが一つスポット的に失われても(ランダムエラー)前後の平均から失われたデータをある程度推測すること(補間)が可能である(但し音質は保証されない)。
ディスクに傷などがついて連続的かつ広範囲に読めなくなった場合(バーストエラー)、データが順番に連続して書かれていた場合は、エラーが連続することになり、前述の補完が出来なくなる。
そこで、CDではあらかじめデータの順序を入れ替えて記録し、万が一バーストエラーが発生しても、データを読み取り元の順序に戻した際にエラー部分が分散され、都合ランダムノイズとなるように工夫されている。
まず、元データにはバーストエラーに対応するための訂正用リードソロモン符号を付け、それを複数のフレームに分散する。
そして、各フレーム毎に再びリードソロモン符号を付ける。前者のリードソロモン符号のことをC2符号、後者をC1符号と呼び分ける。
実際にCDを読み取った後は、まずC1符号でフレーム内の誤り訂正を行なう。ここで訂正できなかった場合、C1エラーという。
C1エラーが発生したデータの訂正はC2符号で行なう。C2符号では224ビット中32ビットまでのエラーを訂正できる。ここでもなお訂正できない場合、C2エラーと呼ばれる。
CD-DA(音楽CD)の場合、C2エラーが発生した場合は前後の正常なデータの平均値をとる等の方法により、推測することで補間する。しかしエラーが激しい場合などは誤り訂正しきれず、音飛びしたりノイズが混じったりすることになる。
CD-ROMの場合、音楽のように前後から補完する訳にはいかないので、更にセクター単位で誤り訂正するための機能が用意されている。
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