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Microsoft、Intel、東芝が提唱した電源制御(パワーマネージメント)の規格。
家電の電源のON/OFF、省電力モードのON/OFFなどを、ソフトウェアから制御できる。
従来はBIOS(APM)により制御されていたものを、基本的なインターフェイスを定めることでオペレーティングシステム(OS)側が面倒を見るようにしたものである。
ACPIは単なる電源管理だけではなく、OS主導により多様な機能を実現する。
ノートパソコンなどでは特に有用で、きめ細かな電源管理により、バッテリーの節約に大きく寄与している。
マシンの稼働状態を6種類、動作状態は4種類が定義されている。
対応する動作状態は、D0からD3までの4段階で設定され、D0が完全動作状態、D3が停止状態、D1/D2はその中間状態である。
デバイス マネージャーで概観する限りでは、S0=D0、S3/S4/S5=D3であり、S1/S2は殆どが未指定のものが多い。S1/S2が定義されるデバイスは、S0=D0、S1/S2/S3/S4=D2、S5=D3がよく見られる。
これが意味するところは、例えばシステムの電源状態を通常の稼働状態(S0)に戻すとき、フレームワークは、デバイスの動作状態をD0に戻すようデバイスドライバーに要求するように動作する。
これ以降の仕様策定はUnified EFI Forum(UEFI Forum)に移管された。
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