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Office 2007で新規採用された文書ファイル形式を表わす拡張子。
Microsoftは、Microsoft Officeの2007(平成19)年版から、ファイルの仕様を変更した。
具体的には、Office Open XML Formatsを採用し、XMLで記述したものをZIPで圧縮した形式となっている。
Office 2003以前ではそのままでは開くことができないため、かつては使用すると顰蹙を買う代表的なファイルだった。しかし2014(平成26)年4月9日(日本時間)にOffice 2003のサポートが切れたことから現在は状況が変わり、このフォーマットに対応する新しいバージョンか、またはフリーソフトウェア(Apache OpenOfficeやLibreOfficeなど)へと移行が進み、利用しても怒られない程度には地位が高まっている。
日本では2007(平成19)年、総務省が「情報システムに係る政府調達の基本指針」を公表し、仕様が公開されたものを優先採用する旨、発表。これによりOpenOffice.orgなどに注目が集まった。
こういった動向に危機感を抱いたMicrosoftは、OpenOffice.orgで採用されたOpenDocument Formatとは非互換の類似対抗品を作り、これを採用した。
このうちの一つが、Microsoft Wordで使われる「.docx」である。
MIMEタイプ名は application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document を用いる。
従来の詳細仕様不明の.docファイルと比べれば、仕様面ではいくらか良くなったとは言える。
しかし、Office 2007以降など全く普及しておらず、今後も普及する見込みが薄い中、従来のOfficeでどうやって開けば良いのか、という問題が全世界的に勃発することとなった。
Microsoftからフリーソフトとして提供されているMicrosoft Word Viewerを用いると表示や印刷が可能。
またMicrosoftは「Word、Excel、および PowerPoint 2007 用ファイル形式互換機能パック」として、旧環境でもファイルを取り扱えるソフトウェアを無償提供している。
フリーソフトウェアでは、OpenOffice.orgは.docxの読み込みが可能、この後継であるLibreOfficeは.docxの読み書きが可能である。ただしレイアウトが崩れる可能性があること、マクロが動作しないことなどが欠点として存在する。
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