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AMDのx86プロセッサーである、第1世代Ryzenプロセッサーで採用されているCPUアーキテクチャーの名。
最初の製品であるSummit RidgeであるRyzen 1000シリーズの初期出荷分で、特定の条件でセグメンテーションフォルト(SIGSEGV)が発生する不具合があった。複雑な障害だとされるが、詳細については公開されておらず不明。特にLinux上でGCCによる並列コンパイルを実行したときなどに再現するとしているが、それは再現しやすいというだけのことであり、実際はどんなOSのどんな処理であっても発生する可能性はあった。
様々な人の検証によると、どうやら問題発生時は、何らかの理由でcall命令(サブルーチン実行)において本来実行すべき命令から0x40バイト(64バイト)低位アドレスの命令を実行してしまうらしいことが判明している。0x40バイト(64バイト)はキャッシュライン長と一致するらしいため、命令キャッシュに何らかの問題があったものと思われる。この問題は、たまたまSEGVの発生として発見されたが、SEGV以外にもデータ破壊をふくめ、何が起きても不思議ではない。誤った命令を実行するということは、それを切っ掛けとして、直接的・間接的を問わず、誤った内容をメモリー、延いてはストレージに対して書き込む可能性があるからである。
これらの検証の末にAMDはZenに問題があることを認め、後に問題の生じなくなった新しいプロセッサーへの交換サービスも実施している。
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