液体となった窒素のこと。概ね−200℃程度で液体となる。略して「液窒」。
窒素は、融点63K(−210℃)、沸点77.2K(−196℃)なので、液体窒素として存在するためには、温度がその間である必要がある。
お値段は1Lあたり200円程度と安価である。一般に、液体窒素が同量の牛乳と、液体ヘリウムが同量のウイスキーと同程度の価格だと言われている。
冷却が必要なため、地方だと輸送にコストが掛かる。
窒素冷却と呼ばれる冷却方法での冷媒として用いられる。
高温超伝導は液体窒素温度で起こるため、それまで高価な液体ヘリウムが必要だった超伝導と比べ、安価に実現可能となった。
液体窒素自体の価格も安い上に、製造装置もそれほど高くないようである。かつてTVのCMにあったように、バナナを液体窒素に浸けると凍って固くなり、かなづちと同様に釘を打てるようになる。しかし、これを口に入れると口にくっついて凍傷を起こすなど、大変なことになるので注意。
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