レプトン族 第2世代の素粒子の一つ。「ミューオン」「ミュオン」「ミュー粒子」とも。
1937(昭和12)年に、アメリカの実験物理学者であるカール・デイヴィッド・アンダーソン(Carl David Anderson)とセス・ヘンリー・ネッダーマイヤー(Seth Henry Neddermeyer)によって、宇宙線の中より発見された。
発見当初は中間子と考えられたが、研究により中間子の性質を持たないことが判明し、レプトンの一種として分類されるようになった。
スピン量子数1/2のフェルミ粒子であり、フェルミ・ディラック統計に従う。パウリの排他原理が適用できる。
電気素量に等しい負の電荷を持っており、静止質量は電子の200倍以上である。
宇宙線中に多く含まれている。
反粒子がある。電荷−1のμ−に対して、反粒子は電荷が+1のμ+であり、これは反μ粒子と呼ばれる。
π中間子の崩壊では、反μ粒子が作られる。
μ粒子(μ−)は電子(e−)、ミューニュートリノ(νμ)、反電子ニュートリノ(νe)に崩壊する。
反μ粒子(μ+)は陽電子(e+)、反ミューニュートリノ(νμ)、電子ニュートリノ(νe)に崩壊する。
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