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これはフランス・パスツール研究所の細菌学者、
これが初めてヒトに投与されたのは1921(大正10)年である。その後ワクチンは世界中に分与された。
日本には1924(大正13)年に、赤痢菌の発見者である志賀潔がカルメットから分与されたものを持ち帰り、継代培養が開始された。1965(昭和40)年の172代目の菌が標準株(Tokyo 172)と定められ、ワクチン製造用に用いられた。
現在ではこのカルメット・ゲラン株は臨床使用されていないが、浸透したBCGの名が、今も結核菌ワクチンの名として用いられているのである。
当初は液体で使われたワクチンも、現在では凍結乾燥ワクチンの開発に成功し、長期保存が可能となった。
このワクチンにより肺結核の発病を半数防ぐことができるとともに、結核性髄膜炎や粟粒結核など重症結核の発病防止には更に高い効果があるとされている。一回の接種で効果は10〜15年継続する。
とはいえBCGに対する評価は実は不定で、BCGに替わる新規ワクチンの開発も世界中で行なわれている。
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