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結核の抗原に対してヘルパーT細胞がどの程度反応するかを調べる検査。略して「ツ反」。
結核菌に感染すると、発病の有無に関わらず、人体は結核菌に対する免疫を形成する。
この状態で、結核菌の成分であるツベルクリン蛋白を注射すると、人体は結核菌が侵入したと判断して炎症反応を起こし、赤く腫れる。これがツベルクリン反応である。
結核予防の考え方は国により様々である。
日本ではツベルクリン反応は(+)を正常としていて、結核予防法およびその施行令により、4歳までのBCG接種が初回接種として義務づけられている。更に、小学1年生、中学1年生でBCG再接種が実施される。
アメリカ合衆国ではツベルクリン反応は(−)が正常で、ツベルクリン反応が(+)なら結核菌保菌の疑いとされ、結核治療の対象となる。
これはアメリカでは昔からBCGへの反対意見が強かったためで、加えて過去に一度BCG接種を受けるとその後にツベルクリン反応で(+)反応が出たとき、昔の接種によるものなのか新規の感染なのかが分からない、という短所を嫌ったためである。
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