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AMDの開発した、Intel互換マイクロプロセッサーのブランド。
Intelのバスが特許の塊になってAMDが利用不可能になってしまったことから、初期型のAthlonからは独自のバスが採用された。
具体的には、DECがAlphaプロセッサー用に開発したEV6バスを採用している。
互換含めたx86プロセッサーとして初の動作クロック1GHzオーバーの製品が投入されたのも、Athlon(開発コードネームK75)だった。
x86のソフトウェアを使用できるソフトウェア互換のプロセッサーであるが、ハードウェアとしては殆ど互換性がない。
従って、マザーボードや電源装置なども、Intel用のものとは別に、専用に対応したものを使用する必要がある。
CPUコアの開発コードネーム。
Athlonブランドを冠された、主要な製品は以下のとおり。
K7は、初期型Athlonの開発コードネーム。
0.25μmプロセスで製造され、CPUコアの動作クロック500MHz以上。128Kiバイトの1次キャッシュ(命令・データ各64Kiバイト)、512Kiバイト〜1Miバイトの2次キャッシュを搭載した。
性能は、同時期のPentium Ⅲと拮抗しており、整数演算性能はほぼ互角だったが、浮動小数点演算性能はK7の方が優れていた。
Intelとハードウェアの互換性はないが、殆ど全てのパーツは流用されており、部品数をむやみに増やすべきでないというPCベンダーからの要望を汲み入れ、かつ量産効果によるコスト削減も狙われている。
例えばスロットは、IntelのSlot 1を逆向きにして誤挿入を防止した「Slot A」が採用された。
K75は、0.18μmプロセスにシュリンクした製品。
CPUコアの動作クロック550MHz以上で、最大で1GHzの製品が投入された。1GHz台に到達したのは、x86互換プロセッサーとしては業界初である。なお、1GHz動作K75の開発コードネームは「Magnolia」だった。
但し、CPUコアに対して、コア外に搭載されていた2次キャッシュのSRAMは動作が遅く、動作周波数はCPUコアの1/2から1/3程度だった。
K75がアルミ配線であるのに対して、銅配線で製造されたものがK76である。
但し性能差がないため、K75と殊更に区別されることはなかった。
Thunderbirdは、CPUコアはK75をベースに、2次キャッシュをコアに統合してCPUコアの動作クロックと等速動作を可能とした製品である。
コア外にキャッシュを置く必要がなくなったことから、「Socket A」対応のソケット型パッケージに戻されている。FSBは、初期型が200MHz、後期型が266MHzであった。
Athlon XP、Athlon MP、用およびMobile Athlonシリーズ用として登場したシリーズである。
実際に製品として登場したCPUコアは、次の4種類である。
64ビット対応した一連の製品シリーズである。
Athlon Ⅱは、Phenom Ⅱをベースに、3次キャッシュを削除した製品シリーズである。
AMD Fusion APUのCPUコアを用いたSocket FM1版のAthlon Ⅱである。
APUとは違ってGPUを内蔵していないため、別途ビデオカードが必要である。
製品名は継承しているが、従来とは内部構造が大幅に違っており、別系統のCPUであるといえる。
APUベースのAthlon Ⅱに続き、KabiniコアAPUベースのソケット式APU「Athlon」も製品化された。
Kabiniは、「Jaguar」アーキテクチャーのCPUコア、「GCN」アーキテクチャーのGPUコア、各種I/Oを統合したSoC型APUであるが、これをデスクトップPC向けにソケット式のAPUとして提供するものである。
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