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ARMv7命令セットのARMv7-Mプロファイルに準拠した、ARMにより設計されたプロセッサーコア。ARM Cortexのうち、Cortex-Mシリーズの一つ。
ARM Cortex-M3のコンセプトは、リアルタイムアプリケーション向けのプロセッサーコア、となっている。
マイクロコントローラー、乗用車、工場制御、無線ネットワーク、センサーといった各種のシステム向けである。
命令は「T32(Thumbステート)」のみ対応し「A32(ARMステート)」には対応しない、割り切りの仕様である。その代わり、Thumb-2命令としてハードウェア整数除算命令(SDIVおよびUDIV)が搭載されている。
また、ARMv7-Mの特徴であるハーバード・アーキテクチャーでセキュリティも高い。
Cortex-M3は、RTOSで利用しやすいように割り込み周りに工夫があるのが特徴的である。
優先度設定と、最大で240個のシステム割り込みを処理できる割り込みコントローラーが搭載されている。
様々な製品がSoCとしてARM Cortex-M3コアを含んでいる。
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