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脊椎動物のうちの一群。水中で生活し、鰓呼吸をし、鰭(ひれ)で泳いで移動し、体表には鱗(うろこ)がある生物。
分類学上は、魚類というものは存在しない。従って、明確な定義もない。
見た目は似た生き物のため、その昔は学名の階層構造で綱の段階で魚綱を設定する方法も模索されたが、失敗し、既にそのような分類方法は取られていない。
魚類と呼ばれるものは範囲が広いが、脊索動物門(Chordata) 脊椎動物亜門(Vertebrata)に属する生物のうち、両生類や、四肢動物を除いた動物を魚類ということが多い。
鰹(かつお)や鱸(スズキ)、鮪(まぐろ)などの大型の生物も「魚類」として有名で、時に人を食べることで恐れられる鮫(サメ)も大型だがこれも「魚類」である。一方、鯱(シャチ)、海豚/鯆(イルカ)、鯨(クジラ)などは海中で生活するが、これらは哺乳類であり、魚類ではない。
鯨の肉は生で食べられる貴重な食材だが、その肉質は明らかに魚類ではなく獣のものである。
魚類と魚類ではない陸上生物の境界として知られ、現存するものは、シーラカンス目の生物(いわゆるシーラカンス)である。ゲノム解析により、魚類が持たず陸上生物が持つ遺伝子が確認されており、「進化の過程において中間となる生物」であるか、または「シーラカンスと陸上動物は一緒に魚類から分かれた」かの何れかが推測される。
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