アニリノピリミジン系酵素分泌阻害剤。農薬、殺菌剤、防黴剤。
ピリメタニル
常温常圧乾燥下では、白色の結晶性粉末。
菌は、菌体内で作物の細胞壁を加水分解し破壊する酵素を作る。しかしこの物質は、その酵素の分泌を阻害し、もって作物への感染力を失わせる働きが有る。
うどんこ病、灰色かび病などに有効である。
支那大陸では広く使われているようである、
2006(平成18)年8月22日、支那産ニンニク茎から残留基準値の4倍を超えるピリメタニルの検出が確認された。
また2007(平成19)年6月20日、支那産の冷凍食品のピーマンから残留基準値の2〜4倍のピリメタニルの検出が確認されたことを受け、厚生労働省が食品衛生法に基づく検査命令を出したと報じられている。
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