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沖縄県にある島の一つ。日本の最西端の国境の島であり、日本の最西端の有人島である。
2本の県道と、332線の町道があるとされる。国道はない。
島内に道の駅はない。
島内に鉄道はない。
島内に、無料の路線バスが一日数便運行されている。
島の中央部北岸に空港がある。
石垣島の石垣空港よりJTA(日本トランスオーシャン航空)の定期便が一日一便、RAC(琉球エアコミューター)は週に三便(水・金・日)運行されている。所要時間は約30分。
また、那覇からもRAC(琉球エアコミューター)の直行便が週に三便(水・金・日)運行されている。所要時間は約1時間半。
東京から与那国島に行く場合、少なくとも那覇ないし石垣での乗り換えが必要である。
石垣島の離島桟橋より与那国島の久部良港へフェリーが出ている。
フェリーは福山海運の「フェリーよなくに」で、週に往復それぞれ2便が運行されている。所要時間は4時間半。
乗用車、二輪車、原付、自転車等を積載可能。
与那国→石垣は月・木、石垣→与那国は水・土で、それぞれ10:00発14:30着。
与那国島に限ったことではないが、島であることから過疎が進んでおり、人口は減少をづづけている。
島内には幼稚園、小学校、中学校まではあるが、高校がない。かつて、高校の誘致に失敗したからである。結果、中学校を卒業した後は沖縄本島や石垣島の高校に進学せざるをえない。
集落は、島の東の町役場周辺、島の西端、島の中央南端である。
幼稚園と小学校は西端と中央南端の各集落周辺にあり、中学校は西端のほかは北の町役場周辺エリアにある。
島に存在するものは次の通りである。(東)(西)(南)のざっくりとした位置を附す。
他に、以下がある。
他にも小さな店が、島民が生活できる程度には存在しているが、都会人が期待するような店はおそらく何一つ存在しない。
島の周囲の海底には遺跡が沈んでいて、この海底遺跡がムー大陸の一部なのではないかという珍説も含め多くの俗説が流言している。
島には、野生で怪しげな茸(キノコ)が自生している。
いわゆる幻覚キノコ(マジックマッシュルーム)で、初夏頃になると牛糞などに生えてくるらしい。
この島の西半分は日本の防空識別圏(ADIZ)から外れていて、時々台湾空軍や航空機が侵犯し、自衛隊がスクランブル発進する事態が発生する。
また、支那はこの島は支那領であると主張して侵略の意思を示しており、近年は防空識別圏に進入する人民解放軍の飛行機が頻発し、自衛隊がスクランブル発進するケースが増えた。
島の国防および過疎対策として、自衛隊が配備されることになった。2015(平成27)年2月22日に賛否を問う住民投票が行なわれ、賛成票が過半数を占めた。過疎に悩む島民に歓迎され、2016(平成28)年3月28日に陸上自衛隊の駐屯地(与那国駐屯地)が開庁、あわせて「与那国沿岸監視隊」も創設された。隊員は160人で、若者により人口がいきなり1割程度増加することとなった。
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