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北朝鮮 拉致被害者向け短波放送「しおかぜ」。
2007(平成19)年10月29日、全ての放送が国内発信となり、あわせて名称を「JSRしおかぜ」とした。
現在は、「第一放送」と「第二放送」の二つの放送が日本国内から発信されている。
現在非公開。
北朝鮮からの妨害電波に対抗するため、放送時間と周波数は、不定期に変更されている。
周波数も第一放送用/第二放送用という区別はなく、2013(平成25)年12月頃は次の3種類の周波数を適時用いていた。
この周波数も必要に応じて変更される可能性がある。
想定されている聴取可能地域は北朝鮮全域である。そのほか、支那の北朝鮮国境付近、南鮮、日本各地でも聴取可能。
加えて、欧米や豪州など、世界中の広範囲から受信報告があるとされる。
現在は恐らく妨害電波対策として周波数が公開されなくなっているが、周波数は恐らく6MHz周辺である。放送時間帯も定かではないが変更がないとすれば、朝または夜の時間帯に6MHz周辺を探せば見つかると思われる。
日本でも受信可能となるとQSLカード(ベリカード)が欲しくなる人もあると思われるが、団体としては本来、目的としないことになる。不謹慎にならないよう冷静に判断されたい。
受信報告書については公式には、郵便振替用紙を使った1000円以上のカンパで、通信欄に受信データ(日時、周波数、受信状態など)の記載されたものに限り、送付されるとしている。
「しおかぜ」は、潮風に乗って、日本国民みなが拉致被害者の生還を待っていることが伝わるように、という願いが込められている。
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