ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
インターネット上でチャットを実現する技術の一つで、中でも代表的なもの。
各クライアントは、まず公開されたIRCサーバーに対して接続(connect)する。
その後は、二種類の方法を選択する。
チャンネルトークは、チャットの会場となる「チャンネル」へjoin(参加)することで、そこの参加者と会話ができる。
チャンネルには、チャンネルオペレーターが置かれるのが通例である。通常はチャンネルを開いたユーザーのことで、チャンネルの管理権限を持つ。何人でも良い。
サーバーからチャンネルリストを取得することで検索もでき、適当な話題のところを探して参加し、会話を楽しむこともできる。サーバーは多くのものが同一グループとして相互接続されており、同じグループ内のサーバーであればどのサーバーに接続していても同じチャンネルに参加することができるようになっている。
名称の頭の記号でチャンネルの種類を表わす。
チャンネル名は英字の大小を区別しない。IRCnetでは日本語(もっぱらシフトJIS)でチャンネルを作る事も可能だが、前述の制限によりにとるが同じ文字として処理されてしまうなどの問題がある。
プライベートトークは、二人だけで会話する機能である。
ICQなどに代表されるインスタントメッセンジャーと同様の機能である。
但しIRCでは、原則として個人を管理する機能は存在しないため、個人識別はNickだけである。Nickは接続されるネットワーク上で重複しないよう管理されるが、常に同じNickが使えるとも限らないので、プライベートトークを始める前にまず当人のNick確認が必要である。
一般には、目的の人と同じチャンネルにjoinし、必要に応じてプライベートメッセージの交換をする、という使い方がなされる。
IRCでよく使われる用語。
文字の符号化に関してはRFCでは規定がない。
IRCサーバーは8ビットも通す。WIDE経由でIRCnetに接続する場合、慣例により、会話文はISO-2022-JPで出力され、チャンネル名はシフトJISが一般に使われた。
最近は、IRCクライアントはUTF-8に対応するものが増えて来てはいるが、IRCnetでは、日本語でUTF-8は殆ど使われていない。
WIDEのIRCサーバも終焉を迎えるにあたり、freenode.netなどに移行する動きが見えている。freenode.netでは、現在ではUTF-8が一般に使用されるため、WIDE経由が終焉するにあたり日本語IRCもUTF-8への移行が進むことになった。
IRCのプロトコルはRFCにより既定されるが、Telnetベースで1行のコマンドを送受信するスタイルの、非常にシンプルなプロトコルである。
ポート番号は6667/tcpが多く使われている。
IRCで会話するためには、IRCクライアントを用意し、IRCサーバーへ接続する必要がある。
IRCサーバーは無償で利用できるものが広く公開されているため、これを利用することになる。IRCクライアントも、フリーソフトウェアで良いものがある。
IRCサーバーの構成として、それ単体で動作しているものと、各所にあるものが相互にリンクされている「サーバー群」となっているものがある。広く用いられているのは後者で、様々な人が様々な場所からアクセスしている
代表的IRCネットワークに、次のようなものがある(ABC順)。
この他、日本人向けのIRCサーバーとして、次のようなものも確認されている。
国内では、奈良・東京・藤沢のWIDEからIRCnetに接続するのが一般的だった。
WIDEプロジェクトが維持していたIRCサーバーネットワークは研究活動の一環として維持され、長く使われていたものの、研究を終えると共に運用も終了された。
これをもって、WIDE経由で接続していた日本のIRCに、大きな変革がもたらされた。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます