GAP

Bluetoothプロトコルスタックの下位層である、ベースバンド層のLC(Link Controller)とリンクマネージャー層のLMP(Link Manager Protocol)を利用し、Bluetooth対応デバイス間のベースバンドリンクを確立するための手法が規定される。

これにより、機器の接続、認証、暗号化などの基本的な処理が可能になる。

また、セキュリティ関連の説明のために、より上位の層(L2CAP、RFCOMM、OBEX)への言及がある。

Bluetoothにおいて必須のプロファイルである。他のBluetoothプロファイルに準拠していないとしても、基本的な相互運用性や共存性を達成するため、Bluetooth対応を標榜するためには少なくともGAPに対応せねばならない。

GAPに準拠することにより、Bluetooth対応デバイスは、そのメーカーやアプリケーションの種類を問わず、Bluetooth経由で対応するアプリケーションの種類を伝達することが出来る。