相手が受信したことを送信者に伝える機能を提供する電子メール。
インターネットの電子メールは、送信するばかりで、相手が受信できたかどうかの確認をしない。
この点を改良する目的で、開封した場合にメールヘッダー内に書かれたアドレスに対し、開封した合図を送信する仕組みを提供するのが開封確認メールである。MDNとも呼ばれ、仕様はまずRFC 2298で規定され、RFC 3798に置き換えらた。
具体的には、メールを送る際にDisposition-Notification-To: または X-Confirm-Reading-To:ヘッダーに、合図を送るべきメールアドレスを含めておく。
そして受信側がこのヘッダーの含まれたメールを受け取った場合、メールのSenderヘッダーを<>とし、本文をマルチパートにし、そしてmessage/disposition-notification形式のパートに受信したメールアドレスや受け取ったメールのMessage-Idなどを含んだメールを送り返し、受信した事を知らせる。
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