位置情報コンテンツサービス

端末が自動的に位置情報を得るため、現在位置の情報から抽出された情報を得ることができる。

わずらわしい検索作業を行なわずとも、すぐに使える情報が入手でき、非常にモバイル的で、当人に密着したプライベートな用途を満たしている。

主なサービスに、次のようなものがある。

• 周辺の地図表示サービス
• 最寄駅や電車経路の検索サービス
• 付近の店や会社の情報や住所・電話番号の検索サービス
• 現在地の天気予報を表示できるサービス

携帯電話では高精度な位置情報を得られないので、GPSを併用して同種のサービスを用意しているが、この場合はGPSとリンクできる専用端末を必要とする。従来のGPSでは精度が低いので、拡張GPS方式を利用する場合もある。

携帯電話のみを利用する低精度のサービスに、かつてのJ-フォンの「ステーション」やiモードの「iエリア」がある/あった。

PHSを使ったやや精度の高いものに、かつてのDDIポケットの「位置情報コンテンツ」があった。

そしてGPSを使う高精度のものに、auの「EZナビ」(旧称eznavigation)がある。