ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
ディジタル著作権管理(DRM)が無いこと。ディジタル情報(音声、映像、文章など)の利用や複製に対し、制限を加える技術を用いていないもの。
せっかく曲を購入しても、そのデータは別のプレイヤーに複写して再生できないなど、これまでにない不便さが際立っていた。
彼らの提供するコンテンツは、自由な利用は阻害されている。彼らは、彼らの指定したプレイヤーで、彼らが考えるスタイルでのみ再生することを消費者に強要した。消費者が自由なスタイルで再生する権利などは、端から認める気はなかったのである。
だが、このような傲慢な姿勢は当然、消費者には受け入れられなかった。早い話が、売れなかったのである。
こうして、時代の趨勢は再び「コピーし放題」へと戻ることになる。DRMが無くなるという意味で、これはDRMフリー化と呼ばれている。
例えば音楽では、かつては大手音楽レーベル各社から「忌みもの」のように嫌われたmp3で販売されるようになった。今や米国ではmp3がネットで安価に販売されており、手軽に購入できる状況となっている。
mp3であれば、再生可能なプレイヤーは巷にあふれているため、自由に聞くことができる。これは好評を博し、もって音楽の売り上げは爆発的に伸びた。米国では。
この状況のため、米Amazon.comもDRMフリーの音楽配信への参入を発表した後、結果として米国の4大音楽レーベル全て(EMI、Universal Music Group、Warner Music、SONY BMG)は、Amazon.comとDRMフリーのmp3販売の契約を結ぶことになるのである。
当然ながら、大手音楽レーベルが自ら損するような契約をするわけがない。この方が儲かるという確実性があったから、契約をしたのである。
つまり、DRMなどは無いほうが良く売れる、売り上げはコンテンツの内容次第である、ということが証明されてしまったのである。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます