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Adobe Systemsが定める日本語の文字集合仕様。
日本語表記に用いる文字のグリフを集め、各グリフを識別するためのCIDという認識番号を付けたもの。CIDは16ビットの番号である。
公的な規格ではなく、私企業の定めた文字集合に過ぎないが、フォント業界などで大きな影響力を持っている。
かつてはAdobe-Japan2もあったが、Adobe-Japan1に統合される形で廃止された。
Adobe-Japan1には現在、Adobe-Japan1-0からAdobe-Japan1-6までの文字コレクション(バージョン)が存在し、次の文字数が収容されている。
将来的に、Adobe-Japan1-7も予定されている。
初版。1993(平成5)年6月
JIS X 0208-1983までの文字+α、計8,284字に対応している。
JIS X 0208-1990で追加された漢字や、NECや富士通などの拡張記号文字、計75字(CID+8284〜8358)を追加した。
IBM拡張文字など計361字(CID+8359〜8719)を追加した。
これにより、Microsoft Windowsの日本語文字集合であるWindows-31Jに対応した。
斜体ラテン文字や様々な記号類、漢字など計6,090字(CID+9354〜15443)を追加した。
漢字は、JIS C 6226-1978からJIS X 0208-1990までの全規格票字形を網羅するために不足する字形、更にJIS X 0221:1995漢字の追補1(918漢字)や、他の集合を含む。
ここまででJIS X 0208の全歴史を網羅した。
ここまでに対応するOpenTypeフォントを「OpenType Pro」という。
Apple Publishing Glyph Set(APGS)の漢字など計4,873字(CID+15444〜20316)を追加した。
次のような文字が含まれる。
JIS X 0212やU-PRESSの文字など計2,741字(CID+20317〜23057)を追加した。
次のような文字が含まれる。
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