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Bluetooth向けの高音質な音声コーデック。英国CSRにより開発され、その後QUALCOMMに会社ごと買収された。公式にはハイフンなしで「aptX」であり、「apt-X」ではない。
A2DPは、仕様上は2178kbpsまで可能とされているが、実際の機器の処理能力は500kbps未満である。
これには幾つかの理由があるが、最大の理由は消費電力である。伝送データ量と消費電力は比例関係にあるため、データ量を減らすことはバッテリー寿命を延ばすことに貢献する。
またデータ量を減らすことはBluetoothが標榜する低帯域幅のコンセプトによるもので、一つの装置のデータ量が少なければ、その分多くの機器が限りある帯域を活用できることになる。
音楽用CD(CD-DA)のビットレートは1.4112Mbpsの帯域幅があるが、Bluetooth経由でこれを送ることは大変なことである。そこで圧縮して縮めることになった。SBC、AAC、mp3などはかなり強引な圧縮で1/10以上に縮めるのが一般的であるが、aptXは圧縮を1/4とした。
通常のBluetoothで使われるSBCの場合、データはSBC Frameに分割され、所定のデータ単位量が集まった時点で順次Bluetoothで伝送される。このため若干の遅延が生じる。
aptXは小さなフレームサイズのまま順次伝送するため、低遅延となっている。このため、SBCでは220ms(±50ms)、AAC 128kbpsでは120ms(±30ms)の遅延(レイテンシ)が生じるが、aptXでは70ms(±10ms)に遅延を抑えることが可能となっている。
Android 4.x以降のスマートフォンの70%以上で対応しているとされる。
また、ソニーのウォークマンAシリーズなどでも対応するなどしており、音質重視のポータブルオーディオプレーヤーでも採用されているのが特徴といえる。
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